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ダンディー2013年・秋

ざっくりとしたタイトルでまとめみました笑 ダンディーの秋は意外と長かったような気がします。というか夏が短いのか?紅葉も綺麗だったし、天気も思っていたほど悪くなく、結構楽しんだと思います。うすうす気づいていたのですが、Dundeeの発音はディーにアクセントがくるそうです [dʌnˈdiː]。

11/5(火)Guy Fawkes Day

祝日ではないものの、イギリス全土で執り行われるイベント。その昔にイギリス国王ジェームズ1世の暗殺を企て、事前に発覚してしまい処刑されたGuy Fawkesを記念して、人形を焼いたり焚き火をしたりして祝います。テロを未然に防いだという記念日のようです。しかし、スコットランドではイングランド国王への反発もあり、Guy Fawkesを英雄視する見方もあるようで、イギリス全土で祝われるとは言っても、その意味は地域ごとに違っているかもしれません…。

イベントは夜6時くらいから始まっていたようですが、仕事を片づけて帰って7時前に車で家を出ました。イベントを締めくくる花火が始まったのが7時過ぎ?会場周辺は当然車を停められるところなどなく、だいぶ離れたところに停めて歩きました。そして、到着したと思ったら終了。日本の花火大会のイメージだったのですが、予想外にかなり短くて30分もやっていなかったのではないかと…。ダンディーの主要イベントのひとつだそうなので、来年はもっと早めにいかないと!そして防寒をしっかりしていかないと!と思いました。

11/9(土)Crieff

Guy Fawkes Dayが過ぎると、もう次のイベントはクリスマスだそうです。クリスマスツリーは前の週に、郊外にあるDobbiesという店で買いました。せっかくなので180センチくらいある立派なやつ。この日は、Nutcracker Christmas Shopというクリスマス用品専門店があるというCrieffに行ってきました。一年中クリスマス用品を売っているそうです…。

Crieffという街は、Dundeeから西へ30分ほど行ったところにあるPerthから、さらに西へ30分ほど行ったところにあります。そのクリスマスショップは街はずれにあって、大きな倉庫みたいな建物のなかにありました。いくつかの部屋にわかれていて、それぞれ違うコンセプトの装飾品が並べられていました。それぞれがそれなりの値段するのですが、せっかくなのでいくつか買ってきて家のツリーのアクセントにしました。

クリスマスショップのそばにビジターセンターがあったので、買い物後にそこのカフェで休憩。他に見どころがあったのかもしれませんが、もう暗くなっていたので帰りました。

11/15(金)Dundee Light Night

Guy Fawkes DayとならぶイベントがDundee Light Nightです。街の中心部にあるCaird Hallというホールの前の広場(City Square)に大きなクリスマスツリーが準備されているのですが、そのイルミネーションを点灯するイベントです。City Squareはイベント会場のような感じでステージや屋台が設営されていました。サンタクロースがやってきて、カウントダウンのあと点灯!一応プログラムがあって、時間が書かれているのですが、数分早めに点灯するあたりが適当ですね…。広場には、広場を埋め尽くすぐらいの人が集まっていました。

点灯後は、City Centreの各所でダンスや演奏などのイベントが行われていました。OvergateとWellgateの2つのショッピングセンターをむすぶ通りには、移動式の遊園地ができていて、コーヒーカップやらメリーゴーラウンドやらがありました。Wellgateのなかではブラスバンドがクリスマスソングを演奏していました。たぶんアマチュアなんですが、さすが本場だけあって上手でした。バグパイプの演奏も聞くことができました。スコットランドの伝統衣装であるキルトを着て、バグパイプと太鼓で演奏していました。スコットランドに来て初めてバグパイプの演奏を聞けてよかったです。

Light Nightのしめくくりは、City SquareでのCeilidh(スコットランド・アイルランドの伝統舞踊)。子どもから大人まで楽しそうに踊っていました。日本でいえば盆踊りのような感覚でしょうか?それから花火があがって終了。花火はGuy Fawkesのほうが立派だったかな…。寒かったですが、スコットランドらしいものをたくさん見ることができてよかったです!

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クリスマスはイエス・キリストの誕生日ですが、それを待ちわびる期間が一番盛り上がる時期で、public holidayになるクリスマスイブとクリスマスは盛り上がるというより静かに過ごすのがこちらのスタイルのようです。クリスマス前の1ヶ月くらいをアドベントと言い、子ども用のアドベントカレンダー(大きな箱に日付が書いてあって、めくるとお菓子が入ってる)とか売っています。クリスマスパーティーも12月の上旬から中旬にやるのが普通なようです。研究室でもラボディナーがあります。研究室全体で飲食をするのは一年を通してそれが唯一の機会のようです。Edinburghのクリスマスマーケットが有名らしいので、12月になったら行ってみようかと思っています。

大学は12/24から1/5まで休みになりますが、研究室はそれとは関係なく、休暇を申請しないと休みを取ることができません。祝日がないぶん1年間の有給休暇は38~39日(今年は8月採用なので16日)ありますが、いろいろ旅行とかして計画的に消費したいところです。というわけで、ボスに12/24から1/6までの休暇を申請しました。12/26から1/5まで日本に帰ります。娘が11ヶ月半ぐらいで元気いっぱいなので、8月に来たときより消耗しそうですが、がんばります。

11月も下旬になると、朝の日の出が8時過ぎ、日没が16時前で、日中もものすごく太陽が低くて夕方みたいな日差しです。これが噂のスコットランドの冬かぁと思いました。天気が良い日が多いのが救いです。研究室ではみんな一日中眠くて仕方ないと言っていますが、これは日が短くて暗いからでしょうか。朝は氷点下になることが多いので、歩道は凍っています。歩いていると足の裏から冷えてきます。しかし週末に晴れると、出かけないともったいない気がするので、できるだけ色々なところに行こうと思います!

by genta_ito | 2013-11-23 00:00 | ダンディー生活

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