カテゴリ:旅行・出張( 50 )

マンチェスター旅行

ダンディーに来てから年末年始は毎回帰国していましたが、今回は仕事の都合で休みがどうなるか直前までわからなかったのと、妻が妊娠7ヶ月となり、年末年始の帰国はしんどそうだったので見送りました。結局12/23~1/6まで2週間の休みが取れたので、車で行けるところに行くことにしました。

スコットランドのメジャーな観光スポットはだいたい行きつくしたのと、冬場は寒いうえに日が短いので閉鎖している観光スポットも多いということで、ちょっと足を延ばしてイングランド北部にあるマンチェスターに行くことにしました。マンチェスターはサッカーのマンチェスター・ユナイテッドで日本でも有名ですが、イギリスでもトップ10に入る大都市です。ここにはレゴのテーマパークであるレゴランドがあって、いつか娘を連れていってあげたいと思っていたので、今回行ってみることにしました。

12/27(日)
この日は終日移動に費やすことにしていました。ダンディーからマンチェスターは、だいたい東京ー名古屋間に相当するぐらいの距離があるので、結構時間がかかりました。

10時半ごろに家を出て、パースとスターリングを経由して、途中休憩や運転を交替しながら、カーライルCarlisleに着いたのが午後2時くらいでした。ここはスコットランドとイングランドの境界の少しイングランド寄りにある街です。郊外にWalby Farm Parkという子ども向けの施設があり、屋内・屋外ともに遊び場が充実していて、動物に触ったりもできるとのことで、移動ばかりでは娘がかわいそうなので、ここで昼食をとりつつしばらく遊ぶことにしました。

日が沈む前に砂場や屋外のトランポリンなどで遊びつつ昼食を食べ、日が沈んでからは屋内のプレイエリアに移動して、大きな滑り台やアスレチックのようなもので遊びました。3~4時間しかいなかったと思いますが、それではもったいないくらい楽しめたと思います。

Walby farm parkを出発してさらに南下。休憩予定だったサービスエリアを通過してしまい、次のSAを目指そうにもガソリンがぎりぎりな感じだったので、Uターンして戻ったりしました笑 マンチェスターに着いてからも、高速の出口を間違えてあさっての方向に行って戻るハメになったり、大都会の洗礼を浴びました。

そんな感じで午後7時くらいにはホテルに着きました。交替で運転して、休憩もたくさんはさんだので、それほど疲れなかったような気もします。この日の夕飯はホテルのレストランで食べました。娘の大好きなホテルチェーンなので、喜んで泊まってくれるのがありがたいですが、興奮してなかなか寝ないのが難点です。

12/28(月)
マンチェスター旅行のメイン、レゴランドに行きました。Trafford Centreという巨大なショッピングモールの中にあるのですが、ホテルから車で5分ぐらいだったので、何かと便利でした。

すぐ近くにある水族館と両方入れる入場券をオンラインで買っておいたのですが、まず午前中はレゴランドへ。レゴで車を作って遊べるエリアや、アスレチック的なものもあり、丸1日いても子どもは飽きないだろうなぁという感じでした。

昼食もレゴランドのカフェで食べ、午後も少し遊んでから、水族館へ。スコットランドの水族館には必ずと言っていいほど、クモやヘビ、ミーアキャットなど、陸上の生物の展示があるのですが、マンチェスターの水族館には全くいませんでした笑 かわりに大きなアスレチックなどがあり、子どもが飽きないように工夫されていました。

水族館のあと、またレゴランドに戻ってしばらく遊びました。一度入場すれば、あとは出たり入ったりできるのも良かったです。

夕飯はトラフォードセンターのフードコートのようなところにあったTampopoという日本食レストランにしました。店員さんの対応がとても良かったのもありますが、料理もそれなりに日本食っぽく仕上がっていて感動しました。チェーン店ぽいので、ダンディーにも進出してこないかなー。

娘は遊び疲れて爆睡していたのですが、ホテルに戻ると目覚めたので、レストランで前日と同じものを頼んで部屋で食べました。

12/29(火)
マンチェスター2日目は、シティセンターをぶらぶらとしました。ホテルからSale Water Parkというトラムの駅まで車で行って、そこからトラムでシティセンターへ。Deansgateという駅で降りてました。

チャイナタウンで昼食を食べようと思っていたので、その方面に歩きつつ、途中にあったピータールーの虐殺の現場を見てきました。まあもう二度と来ないだろうし…。チャイナタウンまで30分ぐらい歩いたかな?娘はずっとベビーカーに乗ってくれて助かりました。

チャイナタウンはちゃんと門があって、結構立派でした。そこにあった中華スーパーマーケットを覗いてみましたが、ダンディーにあるのよりだいぶ品揃えが良かったです。

昼食はwasabiといういかにもな回転寿しレストラン。ですが、生魚は遠慮しておきました。娘は爆睡していたのでベビーカーに乗せたまま、大人だけ食事を済ませました。ラーメンらしきものを食べましたが、まあニセモノでした。味は悪くないので、日本食のアレンジと考えれば特に不満はないです。このレストランはあとでトイレだけ貸してくれたり、なかなか親切でした。

次の目的地は、マンチェスター大学内にある博物館でしたが、途中で娘が起きたのでマクドナルドで昼食を買って、移動しながら食べさせました…。博物館にはティラノサウルスの化石が展示されていて、恐竜の大きさを娘に実感してもらいたくて連れていきました。色々な動物の剥製があったりして、なかなか楽しめました。

最後に、大学のそばにあった中華スーパーマーケットに寄りました。とても大きな店で、品揃えも格段に良かったです。お正月用のゴボウとかを買いに行ったのですが、ついつい他にも色々買って帰りました。

そこから歩いてPiccadillyという駅まで行き、トラムで最初の駅に戻って、車でホテルに帰りました。かなり歩いたので疲れました。夕飯は前日と同じトラフォードセンターにあったWokooshiなる日本韓国レストラン。こちらはなぜか中華丸出しな感じで、まあそれなり、という感じです。

12/30(水)
2015年もあと2日、この日はひたすらダンディーを目指して北上しました。途中のカーライルで昼食と娘のストレス解消がてら、子どもの室内遊び場のようなところにいきました。結構大きな室内アスレチックにカフェが併設されていて、意外と楽しかったです。

娘は最近おむつがとれたのですが、高速道路を走っている途中で「おしっこ!」と言われるとなかなか困りますね。わりと余裕をもって教えてくれるので、漏れるようなことはなかったですが。

そんな感じでマンチェスターを満喫してきました。大人だけならサッカーのスタジアムを見に行くとか色々もっとあると思いますが、娘を楽しませることがメインだったので、大満足です。車で行くのはこのぐらいが限界かな、という感じではありましたが…。
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by genta_ito | 2015-12-30 09:00 | 旅行・出張

Stirling Castle

11月30日は、スコットランドの守護聖人である聖アンデレを祝うSt Andrews Dayという祝日です。この直前の週末は、St Andrews Weekendということで、スコットランド各地にある観光名所が入場無料になります。去年は入場に必要なチケットを取り損ねて、直前でもチケットが手に入った(=そこまで人気がない)National Wallace Monumentに行ったのですが、今年はきちんとチケットを取って、スターリング城Stirling Castleに行ってきました!

ダンディーからパースを経由して、A9経由でスターリングまで約1時間くらい。去年行ったウォレスモニュメントもスターリングにあるのですが、ついにお城の方にやってきました。駐車場は満車と書いてあったのですが、ダメもとで行ってみたところ普通に空いていました笑

タダですが事前に予約してあったチケットを見せて入場。日本語のパンフレットがありました!だいぶ遅くに到着したので、まずはカフェで昼食。なかなかいい感じのカフェでした。

そのあと城内をグルッと見て回りました。規模的にはエディンバラ城よりひとまわり小さいぐらいで、結構立派なお城でした。歴史的にもかなり古く、14世紀頃の建物が一部に現存しているそうです。19世紀にはイギリス軍の駐屯地として利用されたため、それ以前の様子を復元する試みが行われています。

4時半にはお城が閉まってしまうので、そのぐらいまでのんびりしてから帰りました。
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by genta_ito | 2015-11-29 00:00 | 旅行・出張

Glasgow旅行

スコットランド最大の都市グラスゴーGlasgowに行ってきました。グラスゴーはサッカーの中村俊輔選手が活躍したセルティックの本拠地があるので、日本でもなんとなく名前が知られている気がします。スコットランドの南西部に位置し、造船や海運などで古くから栄えた都市です。人口は60万人弱で、東京の世田谷区より少ないですが、街じたいは結構大きくて立派でした。

11/21(土)

この日は朝から結構な量の雪が降りました。降り続いたら車で行くのはちょっと怖いなーと思っていたところ、すぐにやんだのでよかったです。とはいっても高速道路にも雪が積もっていて、車線変更するときなど怖かったです。普段は70マイルぐらいで流れている高速道路も、さすがに50~60マイルぐらいだったと思います。

この日は、エディンバラの南にある日本語補習校でバザーが開かれていたので、グラスゴーに行く前に寄ってみました。補習校のバザーは、日本語や英語の絵本や子ども服、おもちゃなどが格安で手に入るので、なかなか貴重な機会です。到着が終了時刻ぎりぎりになってしまいましたが、快く入場させてくれるのも日本人ならでは、という感じです。

バザーで絵本や洋服をゲットしたのち、グラスゴーに向かいました。以前にも街はずれにある中華スーパーマーケットまでは行ったことがありましたが、シティセンターまで行くのは初めてでした。グラスゴーには、スコットランドで唯一の地下鉄が通っているので、地下鉄の駅に隣接している駐車場に車を停めて、地下鉄でシティセンターに行きました。この地下鉄は1896年開業で世界で4番目に古いそうです。

ロンドンの地下鉄も日本の地下鉄と比べると小さくて古いものが多いですが、グラスゴーのはもっと小さくて古く、遊園地のアトラクションみたいな感じでした笑 私ですら立ち上がると天井に頭がつかえそうになるので、ヨーロッパ人には窮屈そうです。トンネルそのものが電車にぴったりフィットするぐらい小さいので、作り直すのも大変なんでしょうね…。

路線は環状線だけで、私たちはShields RoadからSt Enochまで乗りました。St Enochから隣駅のBuchanan Street駅の間がショッピングの中心のようで、デパートやブティック?などが立ち並んでいました。エディンバラも大きな街ですが、ショッピングにはグラスゴーの方が良いと言われる理由が分かる気がします。

街の中心にあるジョージスクエアという広場に行ってみたところ、なんとクリスマス用に観覧車を建設中で、一部分しか入れませんでした…。その一部分にあったクリスマスツリーなどを眺めてから、とりあえずランチ。そのあとは大きな雑貨屋さんで買い物。日本のロフトみたいな感じで、ダンディーでは見たこともないようなものがたくさんありました笑

夕飯はNippon Kitchenという日本食レストラン。ダンディーの日本食レストランは日本食から結構ずれているのが多いのですが、グラスゴーのも若干ずれていました。まあ日本人のシェフがやっているようなレストランは、とんでもなく高いし、子連れで行くような雰囲気でもないんだと思いますが。

帰りはBuchanan StreetからShields Roadまで地下鉄に乗って、そこから車でホテルに向かいました。ホテルはグラスゴーから西に車で20分ぐらいのところにあるThe Beardmore Conference Hotel。大きな病院が隣接しているので、おそらく医学系の集会や会議のために作られたホテルなのではないかと思います。普通の観光客も泊まれて、部屋の内装などはやや古めですが、かなり安いのでよかったです。

11/22(日)

グラスゴーの北西には、観光名所として知られているローモンド湖Loch Lomondという湖があります。ホテルはグラスゴーとローモンド湖のちょうど真ん中ぐらいにあったので、まずはローモンド湖に行ってみました。

車で30分ぐらいでローモンド湖に到着。広くてよく整備された駐車場とショッピングモールがあって、近くに住んでいる人にはただ買い物にくるだけでも便利かもしれません。湖は結構大きくて、クルーズ船も出ていましたが、あまり時間もなく、死ぬほど寒かったのもあって断念。湖畔をちょっと歩いてみましたが、白鳥がいたり、眺めも素晴らしかったです。湖畔にあったプレイエリアで娘をしばらく遊ばせました。

昼食をショッピングモール内のカフェで食べてから、次の目的地グラスゴー大聖堂Glasgow Cathedralへ。以前に訪れた友人から、ここは良かったと聞いていたのでぜひ行ってみたかったのですが、到着したのが閉館ぎりぎりで入場できませんでした…。ということで、外からぐるっと眺めて終了。12世紀に建てられたものが現存しているそうで、宗教改革以前の大聖堂としてはスコットランドで現存する唯一のものだそうです。見た目も黒ずんでいて迫力がありました。

そのあとは、以前にも行った中華スーパーマーケットSeeWooで食材を買い出しして、ダンディーに帰りました。

グラスゴーは観光地というよりショッピング向きだと言われますが、確かにその通りでした。とはいえ、ローモンド湖にも行けたし、これで一応スコットランドの大きな街は全部訪れたので、それなりに満足しました。年末はイングランドのほうまで足を延ばす予定です!
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by genta_ito | 2015-11-22 00:00 | 旅行・出張

スカイ島旅行

夏も終わりに近いので、ついにスカイ島Isle of Skye旅行に行ってきました!スカイ島はスコットランドの西側にある大きな島ですが、世界で最も美しい場所のひとつと言われる独特の大自然を満喫してきました。

8/28(金)

仕事を午後5時に切り上げて、車でフォート・ウィリアムFort Williamへ。夕方に出発して、その日のうちにスカイ島に行くと疲れそうだったので、途中にある街で一泊することにしました。スカイ島に向かう途中のグレンフィナンという街にある高架橋も一度見てみたかったので。

ダンディーからはインヴァネスに行ったときと同じくパース経由でA9を北上し、前回訪れたDalwhinnieのウイスキー蒸留所の前を通過して、A86でスピアン・ブリッジSpean Bridgeまで行き、A82でフォート・ウィリアムに到着。途中休憩も含めてダンディーから3時間ぐらいかかりました。

フォート・ウィリアムに着くと、ダンディーでは経験したことのないような大雨で、久しぶりに雨で服が濡れて不快な感じを思い出しました。今回の旅行は1週間前に思い立ってホテルを予約したので、そんなに選択肢がない中でのチョイスでした。ですが、フォート・ウィリアムで宿泊したMoorings Hotelは、改装直後のエリアにある大きな部屋で、バスルームにはバスタブはないものの固定式(しかも巨大)と普通のシャワーが両方ついていて素晴らしかったです。

到着したのが午後9時近かったのですぐにレストランに行きましたが、すでに満席で入れませんでした。営業も9時半までだったので、新しいお客さんは入れていなかったのかもしれません。ルームサービスは同じメニューで24時間対応できるとのことだったので、結局部屋に戻って電話で注文しました。娘もいるので、結局ルームサービスのほうが楽だったりします。

シャワーを浴びて就寝。ずっと雨が降っていたような気がします。

8/29(土)

朝食は一部ビュッフェでしたが、メインはきちんと注文をとりにきて作ってくれました。チェーン系のホテルだと完全ビュッフェがほとんどですが、こういう朝食も贅沢な感じがしていいなーと思いました。娘にもゆでたまごを作ってもらいました。こちらのゆでたまごは熱いまま出されるので、殻をむくのがひと苦労です。なにか裏ワザがあるんでしょうか…。

ホテルはカレドニアン運河というインヴァネスからフォート・ウィリアムまでスコットランドを斜めに結ぶ運河(といっても大半はネス湖ですが…)に面していて、ちょっと雨があがったので散歩がてら見に行ってみたところ、暴風雨になり、あっさり撤退。

チェックアウトして、グレンフィナンへ。車で20分ほどで着きました。グレンフィナン高架橋Glenfinann Viaductは、フォート・ウィリアムとスコットランド西海岸の港町マレイグMallaigを結ぶウェストハイランド鉄道が通る高架橋で、1901年に完成した世界最古のコンクリート製高架橋だそうです(ちなみに鉄筋は入っていないそうです)。夏休みのハイシーズンには蒸気機関車が午前と午後の二往復走っていて、観光客にとても人気があるスポットです。

その蒸気機関車は、午前は10:45~11:00の間に高架橋を通過するとのことたっだので、近くにあるVisitor Centreに10時半には到着し、そこから5分ほど丘を登ったところにあるビューポイントでスタンバイ。雨が結構降っていたので、娘を抱いて傘をさして山道を登るのはなかなかしんどかったです…。しばらく待っていたところ、汽笛とともに蒸気機関車が現れました!時によっては橋の上で停まったりもするらしいですが、今回はおそらく雨風がひどかったので、あっさり通過。1~2分ほどで終了。

この高架橋は、映画「ハリーポッター」シリーズで、ハリーが魔法学校に行くときに乗るホグワーツ特急の撮影に実際に使われたもので、ロンドンのキングスクロス駅で9 3/4番線を見たばかりの私たちは、今度は汽車そのものも見ることができました笑 まあハリーポッターの映画は見たことがないんですが…。娘も初めて本物の蒸気機関車を見て、「SLマン(アンパンマンのキャラクター)いたね!」と喜んでいました。

無事に機関車を見て満足した私たちは、そこから40分ほどかけてマレイグまで車で行きました。ここからスカイ島まではカーフェリーが出ているので、フェリーに乗せる車を停めておくスペースに駐車し、昼食を近くにあったカフェで食べました。出航の20分前には車に戻るように言われていたので、午後1時25分に車に戻り、自分で運転してフェリーに乗船しました。先頭だったのでなかなか楽しかったです。フェリーのデッキは広い駐車スペースになっていて、わりと適当に車を停めておくだけでした笑 フェリーは午後1時45分に出航。

天気が悪かったのでフェリーは結構揺れましたが、30分ほどで無事にスカイ島のアーマデールArmadaleに到着。降りる時も先頭で、先頭を切って街に向かいましたが、港周辺にも観光スポットがあったらしく、残念ながら見逃してしまいました…。

スカイ島の天気は本当に変わりやすく、場所によっても時間によっても晴れたり曇ったり雨だったりしましたが、フォート・ウィリアムのようなひどい雨には降られなくてよかったです。スカイ島は面積でいうと沖縄本島より少し大きい程度ですが、人口は1万人以下で、ハイランド地方+島独特の大自然が魅力の観光地です。EU(イギリス国外)からの観光客も結構多いようで、ドイツやフランス、オランダなど国外ナンバーの車をたくさん見かけました。ハイランド地方全体にいえることですが、交通標識や行先標示などがゲール語→英語の順で書いてあるので、パッと見に理解しにくいのが難点です。それだけゲール語を大事にしていこうということなんだと思いますが…。

とりあえずはホテルにチェックインできたらしようということで、島の南東寄りにあるブロードフォードBroadfordという街にあるホテルDunollie Hotelに向かいました。このホテルは、TripAdvisorの口コミでも評価が高くなかったので、それほど期待していなかったのですが、部屋は広くてスタッフも親切だったし、レストランも2歳児を連れていても問題ないくらいの気取らない感じで良かったです。大人が高評価をつけるようなしゃれたホテルは子連れには向かないということを学びつつあります。

チェックインはまだできないと言われたので、とりあえず荷物だけ預かってもらい、島の北へ観光に出かけることにしました。まだ3時前だったので、北のはずれまで行っても夕食前に戻ってこられる計算です。スカイ島にはハイキングが必要な観光スポットが多いのですが、娘は(というか私たちも)山道を長時間歩けないので、車でパッと行けるような観光スポットをあらかじめ選んでおきました。まず、島の北にある奇岩オールド・マン・オブ・ストーThe Old Man of Storrに向かいました。

島の北側にあるオールド・マン・オブ・ストーまでは、スカイ島最大の町ポートリーPortreeを経由して1時間ほど。そこまでの道のりは、イギリス本島では見られない風景がいたるところにあって、車を運転していると見ていられないので、時々道端に停めて写真を撮ったりしました。着いたときには曇っていて今にも雨が降り出しそうな天気でしたが、せっかく来たので近くまで歩いてみることにしました。道路わきの駐車場に車を停めて、登山道?を歩いていこうとしたら、近くにいたひとに「上のほうは風が強くて寒いから気をつけてね」と言われました。

付近はヤギが放牧されていて、登山道を登っていくと、ときどき脱走防止用のフェンスが張られていて、人間だけが通れるようなゲートが設置されていました。結構急な上り坂を娘を抱いて登っていくと、スカイ島のとなりにあるラッセイ島が見えたりして確かに景色は良いのですが、場所によってはものすごく風が強く、大人でも立っているのがやっとでした。

30分ほど登っていくと、オールド・マン・オブ・ストーの近くまで行けましたが、そこから先はもはや登山というより岩登りという感じに近かったので、娘を抱えていくのには危険だということで引き返しました。往復1時間の山登りは運動不足の身体にはしんどかったですが、大自然のなかを歩くのはそれはそれで爽快でした。天気がもっと良ければ、と思いますが、どうやらそれは奇跡的なことらしいので…。

車に戻って身体を温めたあとは、さらに北にある断崖絶壁キルト岩Kilt Rockと、そのすぐそばにある滝を見に行きました。オールド・マン・オブ・ストーからは15分くらいで、こちらもきちんと駐車場が整備されていました。まあ見慣れてくるとただの断崖絶壁なんですが、言われてみればキルトにも見えるかな?という感じでした笑 こちらも雨が降りだして撤退。

だいぶいい時間になっていたので、そこからホテルに直行しました。一車線しかなくて対向車が来たら途中の「Passing Place」の看板のところで待っていないといけない道路とか、湾をぐるっと迂回する道路とか、道路わきにヒツジが普通に歩いていたりとか、ここにしかないものがたくさんあって面白かったです。

部屋に荷物を置いて、とりあえず夕飯を食べにレストランに行きました。このホテルは港に面していて、小さな埠頭があって小さな漁船などがいくつか係留されていました。レストランからは海が一望できてなかなか素敵な感じでした。バス旅行の団体客がよく利用するホテルということで、レストランというより食堂のような感じで、広い部屋にテーブルがたくさんあり、真ん中のあたりに団体客が集められていました。私たちを含めて個人で宿泊している人たちを優先的に窓際の見晴らしがいいテーブルに案内してくれたようです。娘は私たちのステーキの付け合わせのマッシュルームやポテト、パンなどをひと通り食べて満足していました。

8/30(日)

朝食は前日のレストランでビュッフェでした。朝から天気も良く、海が見渡せるレストランでのんびり朝食をとるのはなかなか贅沢な気分でした。たまご料理は目玉焼きしかなかったので、ウェイターさんに頼んで娘にゆでたまごを作ってもらいました。朝食後は、ホテルの前の埠頭を散歩。なかば崩れかけているような古い埠頭でしたが、海の水は透き通ってきれいで、気温も寒すぎず快適でした。

この日の目的地はチェックアウトのときに決めました笑 あまり気軽な観光スポットがない中で、北のはずれにあるダンヴェガン城Dunvegan Castleは面白そうだったので行ってみることにしました。ポートリーの手前までは前日と同じ道路を通っていき、そこから島を横断するように北西へ。このあたりは標高が高いこともあってとても眺めがよく、ときどき車を停めて風景を楽しみました。

ダンヴェガン城は意外にもしっかりした観光スポットで、駐車場が車や観光バスで埋め尽くされていました。ダンヴェガン城は、スカイ島を代表するクラン(氏族)のひとつであるMacLeod家が800年にわたって所有しているそうで、継続的に居住されている城としてはスコットランドで最古のものだそうです。

お城と庭園を見学できるチケットを買って、まずは庭園へ。7月に訪れたインヴァネス近郊のコーダー城も庭園が美しかったですが、このダンヴェガン城の庭園も素晴らしかったです。広い敷地に色とりどりの花が咲き誇り、小川が流れ、ところどころに滝がありました。難点は、目に見えないぐらいの小さな虫がたくさん飛んでいて顔にとまるととても痒いので、落ち着いて見学できなかったことかな。

お城の裏側にある船着き場ではアザラシツアーをやっていて、ボートに乗って湾のほうに出ていくと、アザラシが見られるようでした。庭園をぐるっと見たところでお腹がすいたので、とりあえず外に出て併設のカフェで昼食を食べました。その後、またお城に戻り、今度はお城の内部を見学。古いながら長く住まれていたお城だけあってなかなか生活感がありましたが、まあお城の中はスコットランドの他のお城と似たようなものかな、という印象でした。

そんな感じでダンヴェガン城を堪能し、次はスカイ島最大の町ポートリーへ。ここはよく写真で紹介される有名な街並みがあるのですが、せめてそれぐらいは見ておこうということで。最大の町といっても、中心部にちょっとした商店街があって、まわりに住宅やB&Bがあるというぐらいで、こじんまりとした小さな街でした。ビューポイント周辺はB&Bが建てこんでいて車を停めるのが難しく、写真をパパッと撮って終了。

このあとまだ時間に余裕があったので、初日に見逃したアーマデール周辺にあるお城にも行ってみましたが、5時最終入場に間に合わず、残念ながら撤退。この日のホテルはすぐそばのDuisdale House & Restaurant。ホテルというよりB&Bのような感じでした。

チェックインしてとりあえず夕飯。コースメニューからしてわりと高級な感じだったのですが、やはり2歳児に食べられるようなものはなく、私たちの食事の付け合わせをちょっと食べておしまい。かわいそうなことをしました。ホテルも全体的に手狭で、大人のカップル向け、という感じでした。スタッフの方々は子どもにもとてもフレンドリーで良かったですが。

8/31(月)

朝食はビュッフェではなく、いくつかのメニューから選ぶ形式でした。私たちはフルスコティッシュブレックファスト、娘はシリアルとゆで卵とミルクを頼みました。娘は寝不足からかいつになくぐったりしていたので、私が膝に抱いたまま食事をしていましたが、突然コップ一杯のミルクをぐびぐびと飲みはじめ、飲み終わったところで大量におう吐。私のシャツやズボンも吐いたミルクまみれで大変なことになってしまったので、いったん部屋に戻ってシャワーを浴びました。

娘は吐いたあとはケロッとしていて、何度も吐き続ける感じではなかったのですが、水を飲みたがるので少しずつ飲ませました。シャワーを浴びている間に、レストランのウェイターさんが朝食を部屋まで持ってきてくれました。レストランの掃除も大変だったはずなのに、このサービスはとてもありがたかったです。娘はそのあとも吐く様子はなく、むしろお腹がすいたというので、ゆで卵を少しずつあげました。前日の夜にあまり食べられなかったことと寝不足が重なったとすれば本当にかわいそうなことをしたな、と思います…。

チェックアウト時間の11時まで部屋で様子を見て、大丈夫そうだったので出発。この日は家に帰る途中で、アイリーン・ドナン城Eilean Donan Castleを見に行きました。その道中でも、娘は食べ物を欲しがるので、持っていたおやつのビスケットなどを少しずつあげました。

スカイ島とイギリス本土の間には実は車で渡れる橋が架かっていて、スカイブリッジと呼ばれています。ブロードフォードから東に少し行くと、短い橋があってあっという間に本土に到着しました。フェリーと橋の両方を体験できたのも良い経験です。

アイリーンドナン城は、スカイブリッジからさらに東に少し行ったところにありました。ここもきれいに観光スポットとして整備されていて、駐車場は車であふれ、観光バスがたくさん停まっていました。城は湖の上に建っていて、波のない湖面にお城が反射して映っている光景は、スコットランドの風景を紹介したカレンダーなどには必ず登場するくらい有名です。スコットランドに来た当初から、このお城には行ってみたいね、と話していたので、感慨もひとしおです。

到着して、まずは併設のカフェで昼食。娘もすっかり元気になってひと安心。雨が激しく降ったり、ぱったり止んだり、あいにくの天気でしたが、雨があがった瞬間を見計らってお城に入りました。内部もきちんと整備されていて、階段の上り下りは多少大変でしたが、なかなか楽しめました。娘は薄暗いお城の中を歩き回るのが苦手なようで、「早くお外に出よう」とずっと言っていました笑

お城は12世紀ごろに建てられたものが原型になっているそうで、その後18世紀頃にジャコバイトの拠点として使われ、その結果、イングランド軍の砲撃を受けて崩壊したらしいです。20世紀に入って、所有者の子孫が修復に取り掛かり、今のかたちになったそうです。なので歴史は途切れていますが、まあ美しいものは美しいので…

そんなこんなで念願のアイリーンドナン城もじっくり見学し、あとは家に帰るだけ。ここからダンディーまでは車で3時間半ほどかかります。A87を東に進み、A82を南下、湖やハイランドの山々を迂回しつつ、来るときに通ったスピアンブリッジに到着。このあたりにはCommando Monumentなる記念碑があって、そこからはイギリス最高峰のBen Nevisの姿が見えました。

ところどころで休憩がてら車を停めて、美しいハイランドの風景を眺めたりしていると、3時間半のドライブもわりとあっという間でした。最後にパースの手前にあるPerthshire Visitor Centreというところで休憩。ここは近場ながら初めてきましたが、スコットランドの名産品がほぼ網羅されていて、お土産を買うのにいいなーと今更思いました笑 7時前には自宅に到着。

9/1(火)

翌日も休暇を取っていたので、買い物に行ったり、妻と娘がいつも通っている教会に一緒に遊びにいったり、のんびり過ごしました。休暇というとだいたい旅行なので、平日なかなか家族と過ごす時間がないのですが、今回はこういう時間を過ごせて幸せでした。

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スコットランドであと行きたいのは、スコットランド最大の都市グラスゴーGlasgowぐらいですが、ここは観光地というよりショッピングや食事を楽しむのがメインのようなので、まあ冬でもいいかな、という感じです。むしろ、まだ昼間が明るいうちに、エディンバラの動物園とスターリングのサファリパークに娘を連れていってあげたいところです。

ここ最近一気に日が短くなっていて、もう冬が近いんだなーと感じさせられます。一日中薄暗い冬はなかなか憂鬱ですが、ハロウィンから始まってガイフォークスデイ、クリスマスツリー点灯式、クリスマスなどなど、年末まではイベントが目白押しで楽しい季節でもあります。娘も去年より色々理解できるようになっているので、楽しんでくれたらいいなと思います。年明けからイースターまでとても退屈なのはどうしようもないのですが…。
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by genta_ito | 2015-08-31 00:00 | 旅行・出張

Glen Prosen

日本人の研究者仲間が3人もこの夏で帰国してしまうので、7/24~26で送別旅行をしました。去年も、同じような送別旅行を1泊2日でSt Andrewsのそばのコテージを借りてやったのですが、今回もそんな感じで、前回より拡大して2泊3日になりました。

行先はGlenprosenというところで、ダンディーの北にあるフォーファーForfarという街からさらに北西へ行ったところにあり、ダンディーからは車で1時間ほどで着きます。Cairngorms National Parkのはずれにあり、狩猟やハイキングで有名なようです。Glenというのはゲール語で谷を意味し、スコットランドの地名には多く見られますが、Glenprosenも渓流が流れる谷の斜面にコテージが建っていました。

金曜日は、先発組と後発組にわかれ、先発組は昼すぎに買出しを済ませて出発したようです。私を含む後発組は仕事が終わってから7時ぐらいに出発しました。なにしろ周辺10マイルには買出しができるような場所がない、という情報だったので、足りないよりは多いほうがいいということで、山のような食材と飲み物を買っていきました。

Forfar付近まではA90をひたすら走るだけでしたが、そこからGlenprosenまでは進むにつれて道が悪くなり、最後には舗装が壊れきった山道を走ることになりました。スコットランドの夏の良いところは夜8時でも昼間のように明るいところで、もし真っ暗だったら街灯も反射板もない絶望的なドライブになるところでした…。

8時前にはコテージに到着しました。先発組はすでにバーベキューを終えてのんびりしていましたが、後発組もそこからバーベキュー開始。それなりに飲み食いしたところで、子どもたちを風呂に入れて寝かしつけ、そのあとは2時くらいまで大人だけでまったり。

翌朝は8時すぎに起きて朝食後、川まで遊びにいったり、コテージのまわりで子どもたちと遊んだりして過ごしました。昼食はピザを作り、夕飯はたこ焼き&バーベキュー。基本的に食べて飲んで遊んで、という感じでした。雨がよく降るエリアらしく、2~3時間おきに雨が降ったりやんだりしていましたが、外で遊ぶ時間も十分にあったので良かったです。屋外のバーベキューエリアに屋根があったので、雨音を聞きながら肉を焼きながらまったりという贅沢な時間を過ごせました。

日曜日も朝8時すぎに起床し、食材の残りを食べつくすべく、ひたすら食べていました笑 こういうところで手持ちの食材だけでパパッと料理ができる人はすごいと思います。午後3時くらいにコテージを出発し、4時すぎには家に着いていたような気がします。5時半くらいまで家族全員で昼寝。

睡眠不足もありなかなか疲れましたが、スコットランドの自然を満喫しつつ、お世話になった方々の送別もできたので、とても楽しかったです。子どもたちも大勢でお泊りする機会なんてそんなにないので、大興奮でした。オーガナイズしてくださった方々に感謝です。
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by genta_ito | 2015-07-26 00:00 | 旅行・出張

イギリス旅行~インヴァネス編

7/15(水)

アンストラザーAnstrutherでフィッシュアンドチップスを食べたあと、インヴァネスに向かいました。スコットランドの北西部分をハイランドといいますが、インヴァネスはそのなかで最も大きな街です。ブレア城などもハイランドにありますが、ハイランドの奥深くまで行くのは初めてでした。

St Andrewsを経由すると渋滞しそうだったので、アンストラザーからクーパーCuparを経由してBridge of EarnでM90という高速道路に合流しました。細いB級道路をずっと走っていたので、もしかしたらSt AndrewsからDundeeを経由したほうが早かったかもしれません。アンストラザーを出て1時間半ほどのところにあるパースPerthでA9に入ってすぐのところにあるリテールパークで休憩。

運転を交替してひたすらA9を北上。このA9は平均速度を測るスピードカメラがあるので、カメラのところだけゆっくり走るというわけにいかず、みんな制限速度厳守です。大型車の速度制限が50マイルであることと、ほとんどの区間が片側一車線であることから、一般車は60マイル制限にも関わらず、大型車を先頭に50マイルで走らざるを得ないのは改善の余地ありですが。

ブレア城のあたりまでは道路沿いは森なのですが、インヴァネスに近づくにつれて木が少なくなり、ごつごつした岩に覆われた丘が続くようになり、これぞハイランドという風景が見られるようになりました。この風景を見られただけでも来た甲斐があったと思います。A9沿いには単線の線路が走っていて、ここを電車が走っていたら絵になるねーなどと話していましたが、結局電車はまったく通りませんでした笑 1時間ほど走ったところにある休憩所で休憩。もうハイランドのど真ん中という感じで、だいぶひんやりしていました。

夕飯のレストランを6時から予約してあったのですが、この休憩所の時点ですでに6時だったので電話して8時15分に変更してもらいました。運転を交替してA9をさらに北上し、終点のインヴァネスに到着。ダンディーに次いでスコットランドで5番目に大きな都市だけあって、なかなかの都会でした。娘は車に乗ると眠くなるように条件付けされたようで、3時間半の移動もぐずることなく乗り切ってくれました。

ホテルはネス川沿いに建つPremier Innでした。ネス川沿いは最近きれいに護岸工事しなおしたらしく、かなりきれいに整備されていい雰囲気でした。ホテルにチェックインしてしばし休憩したのち、予約してあったレストランKitchen Brasserieへ。ホテルの隣の隣だったのでとても便利でした。TripAdvisorでランキングを見て予約しただけあってかなり混雑していましたが、なかなか良かったと思います。子連れでも時間制限は特になく、10時ぐらいまでいました。

7/16(木)

この日はまずネス湖クルーズをしました。スコットランドの観光名所と言えばエディンバラに次いで有名なのがネッシーのいるかもしれないネス湖です。クルーズも色々な会社がやっていますが、ネットで予約できたJacobite Cruiseというのにしました。この会社のクルーズにも色々なコースがありましたが、ネス湖クルーズ1時間+アーカート城Urquhart Castle見学1時間のコースにしました。

集合場所はインヴァネスの町から車で30分ぐらいのところにある小さな港で、集合時間ぎりぎりに行ったらもう出発しようとしていて焦りましたが、なんとか乗船。クルーズそのものは芦ノ湖の海賊船と似たようなもので、まあこんなものかな、という感じでした。30分ほどクルーズして、アーカート城のそばの桟橋に降りました。アーカート城は13世紀に建てられた城ですが現在は廃墟となっています。高台に登るとネス湖が一望できます。結構広いので1時間の見学時間はちょうどよかったと思います。

1時間後に迎えにきた船に再度乗船して、来たときと同じ港に戻りました。そこから車で、ネス湖畔の主要な村であるドラムナドロキットDrumnadrochitまで行き、ネッシーランドNessielandというテーマパーク?に行きました。付近にはネッシーについてもっと科学的な展示をしているところもあったのですが、娘のことを考え、どちらかと言えば夢のあるほうに行きました笑 施設のまえに大きなネッシーの像があって、記念撮影にはちょうどよかったです。

内部にはやっぱりネッシー伝説について色々説明がありましたが、まあざっくりとしていて子ども向けという感じでした。娘はネッシーには興味がありそうだったので、ぬいぐるみを買ってあげたところとても気に入ってくれています。ということでネッシーランドはさくっと切り上げて、ネス湖が見えるカフェで昼食を食べよう、と探しましたが、いまいち見つからなそうだったので、さきほどの港に戻って、湖畔のカフェで食べました。

昼食後は、インヴァネスの反対側にあるコーダー城Cawdor Castleというお城に行きました。ここはシェイクスピアの戯曲「マクベス」の舞台となったお城で、インヴァネスから車で30分ほどのところにありました。15世紀ぐらいに建てられた城で、現在もコーダー伯爵家が所有しています。内部はよくある古いお城でしたが、庭園は色々な花が咲いていて素晴らしかったです。スコットランドの北のはずれでもこれだけ色々咲くんだなーと感心しました。ダンディーにあるグラームス城もきれいですが、コーダー城も同じくらいきれいだったと思います。娘は着いて早々に寝てしまいましたが、庭園を散策している途中で起きて、色々な花や虫を見て喜んでいました。

5時すぎには城が閉まってしまうので、再び車に乗ってホテルに戻りました。この日の夕飯は、6時からTripAdvisorで1位に輝いている店を予約してありました。ホテルから徒歩1分くらいのところにあるRocpoolというレストランで、実際とてもおいしかったです。夕食後はネス川沿いを散歩。風が吹くと結構寒かったですが、きれいに整備された川沿いは歩いていてとても気持ちが良かったです。

7/17(金)

いよいよ最終日。朝早くにホテルを出発し、来た時と同じA9をひたすら南下してパースを経由してエディンバラ空港まで行きました。

ダルウィニーDalwhinnieというウイスキーの蒸留所がA9沿いにあるのですが、インヴァネスに行く途中に立ち寄る予定が時間がなくてパスしてしまっていました。帰りの時間にちょっと余裕がありそうだったので、休憩がてら寄ってみることにしました。ちなみにこの蒸留所は、スコットランドで最も高いところにあるそうで、気候観測所も兼ねています。周辺は年間平均気温が6℃台とイギリスで最も寒いエリアのひとつです。

インヴァネスから1時間ほどで蒸留所に到着し、お母さんとお姉さんがウイスキーの試飲をしました。いろいろなコースがありましたが、ここで作っている3種類のウイスキーを、それぞれに合うように作られた自家製のチョコレートと一緒に味わえるコースにしました。ダルウィニーそのものは日本でも入手可能(というかほとんどのスコッチウイスキーは日本で買えるし、日本のほうが安いのですが…)ですが、試飲して気に入ったものを買って帰れるのは良いですね。蒸留所の蒸留エリアは8歳未満は立ち入り禁止なのですが、試飲はビジターセンターで出来たので良かったです。

蒸留所からA9を南下し、ピトロッホリーPitlochryで昼食。さらに南下して一気にエディンバラ空港へ。レンタカーを返す前に燃料を満タンにしないといけないのですが、レンタカー返却エリアの手前にガソリンスタンドがあるのを知らず、だいぶ引き返して燃料を補充。ちなみに借りた車はディーゼルでした。15時ぐらいには空港に到着しました。返却はまったく問題なく、車の前で係員の持っていた端末にサインしただけで一瞬で完了。

お母さんとお姉さんは17時半ぐらいの飛行機で帰る予定だったので、名残り惜しいですがここでお別れ。手荷物検査場の手前までお見送りしました。私たちは空港の駐車場にシャトルバスで戻り、1週間ぶりに自分たちの車に乗ってダンディーに戻りました。娘のゴルフセットのパーツを探しにブローティーフェリーまで行ったところ、ゲストハウスの裏手で粉々になったのを発見…。拾いあつめて帰って、テープでとりあえず復元したところそれなりに元通りになったので、あとは日本から瞬間接着剤を送ってもらって直そうかと(こちらの接着剤はイマイチ接着されないです)。

そんなわけで、ロンドンもインヴァネスもだいたい予定通り、事故もなく楽しめたので、大満足です。この日は、妻の30歳の誕生日であり、6回目の結婚記念日でもありました。なかなかに忙しい旅行でしたが、節目の誕生日を日本から来てくれた家族とともに過ごせたのは良い思い出になったのでは、と思います。
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by genta_ito | 2015-07-17 08:02 | 旅行・出張

イギリス旅行~ダンディー・セントアンドリュース編

7/14(火)

予約したタクシーが8時にホテルに来るので、眠っている娘をたたき起こしてチェックアウトしました。娘は寝不足でもすっきり起きるときとグズグズのときがあり、今回は寝不足が重なったからかグズグズでした…。抱っこがよかったのにいつもと違うチャイルドシートに座らされ、号泣。スマホでアニメの動画を見せたところ、ようやく泣きやみましたが、その後もしばらく不機嫌でした。

1時間弱でヒースロー空港第2ターミナルに到着し、まずはチェックインを済ませて荷物を預け、それから地下鉄の駅に行ってオイスターカードの払い戻しをしました。デポジットも含めてきっちり返ってきて素晴らしい。ターミナルビルに戻って、Costaでブランチ。

しばらく休憩したあと、セキュリティチェックを通って出発ロビーへ。このセキュリティチェックで娘が愛用していたマグマグを回収し忘れました…。水が入っているのでいつも別の検査に回されるのですが、なぜかそれを完全に忘れていました。気づいたのが飛行機に乗ったあとだったので、時すでに遅く、後日オンラインでヒースロー空港忘れ物チェックサイトを探すものの、見当たらず。出発ロビーでミネラルウォーターとか買ってたのになんで気づかなかったんだろう…。

娘は早起きしたので飛行機に乗る前に寝てしまい、結局エディンバラに着くまで起きませんでした。本人はマグマグがなくなったことをそれほど気にしていないのが救いですが、親のほうがダメージが大きかったです。。

エディンバラ空港ではレンタカーを借りました。大人4人子ども1人スーツケース4個なので、7人乗りのフォルクスワーゲンキャディという車を借りました。なんでも今年の6月から法律が変わって、イギリスの運転免許を持っている人がレンタカーを借りる場合には、違反歴や運転できる車種をオンラインのデータベースで確認できるコードを事前に取得しなければいけなくなりました。

このコードもオンラインで取得可能ですが、そのためには免許証番号と郵便番号のほか、National Insurance number(NIナンバー)という番号が必要です。このNIナンバーというのは日本でいうマイナンバーのようなもので、英国籍であれば16歳になると自動的に割り振られる背番号のようなものです。これで納税や健康保険の管理をしています。

イギリスで働くにはこのNIナンバーが必要なので当然私も取得していますが、妻は特に必要でないので取得していませんでした。なので、コードを取得しないままレンタカー会社のカウンターに行きました。エディンバラ空港のレンタカーカウンターはすべて一か所に集まっているので、わりと便利でした。

カウンターで運転者の登録をする際に、案の定コードを聞かれました。妻がNIナンバーを持っていないから事前にコードを取得できなかった旨を伝えたところ、「そんなの全然オッケー、いまからDVLAに電話するから」と言って電話してくれました。DVLAは運転免許を管轄する役所です。

しばらく話したのち、妻に本人確認をするから電話を替わるように言われ、妻が何かしら伝えて、あっさりオッケーになりました。私も妻もイギリスでは無事故無違反なので、カウンターの人も満足そうでした笑 あとは保険をいろいろいじったり、チャイルドシートを借りたりして、カギをもらって、「クルマは駐車場の22番に停めてあるから!んじゃ行ってらっしゃい!あ、燃料はディーゼルで満タン返しでよろしく」的なノリで送り出されました。日本だと営業所のひとといっしょにキズの確認とかするのですが、「とりあえず全部保険でカバーされるからキズとか気にしなくてオッケー!」とのことでした笑

13時すぎにエディンバラ空港について、14時ぐらいにレンタカーを借りて出発し、15時すぎにはダンディーに到着しました。まずはアフタヌーンティーをしようということで、Apexホテルに行きました。ここでアフタヌーンティーをするのは初めてでしたが、紅茶の選択肢がないほかはまあ普通だったかな。17時ぐらいまでゆっくりしてから出発。夕飯はThe Capitolというレストラン&パブみたいなところで食べる予定でしたが、多少時間があったので、ここから私は1時間ほど仕事に行きました。ほかの人たちはテスコで買い物したり、公園で娘と遊んだりしたようです。

18時半ぐらいに合流し、シティセンターのはずれにあるThe Capitolへ。ここは子連れでも入れるパブなのですが、最初にお酒を注文しにいったところ、夜8時には出ること、お酒はひとり2杯までにすることを守れるか、と確認されました。この街はお酒に関しては年齢確認は厳しいですし、こういう子どもとアルコールの関わりについては結構うるさく言われます。まあ良いことだとは思いますが。

ということで8時ぴったりに店を出て、妻のお母さんとお姉さんが泊まるB&Bまで送りました。Abertay Guest Houseというところでしたが、ダンディーの東にあるブローティーフェリーBroughty Ferryという街にあり、ダンディーからは車で15分ほどでした。

7/15(水)

朝10時前に家を出てB&Bでお母さんとお姉さんをピックアップ。娘のために日本からおもちゃのゴルフセットを買ってきてくれたのですが、娘がそれをゴロゴロ引きずっていたところB&Bのオーナーの方に「全英オープン出るの?」とか言われてました笑 ここで早速ホールとして使うパーツをひとつなくしました…。

当初の予定では、ゴルフの聖地St Andrewsにあるオールドコースというゴルフ場の横にある、ヒマラヤというパターゴルフ場でパターゴルフでもしようかと言っていたのですが、ちょうどゴルフの全英オープンがまさにそのオールドコースで開催されている期間中だということに気づき、急きょ予定変更しました。全英オープン見れたらちらっと見てみたいしパターゴルフできたらするけど、まあ無理なら雰囲気だけでも、的なノリでSt Andrewsに向かいました。

DundeeからSt Andrewsは30分ぐらいで近いのですが、道路のわきに「The Open」という案内の看板がたくさん立っていました。結構離れたところにPark & Rideもありましたが、このあとさらに南下する予定だったこともあり、なるべくシティセンターに近づいておきたかったので、行けるところまで行ってみました。オールドコースに近い駐車場はみんな駐車券を事前に購入する必要があったようで、私たちが入れる駐車場はコースからも街からもだいぶ離れたところにありました。

まあ入ってみるか、ということで入っていったところ、立っていた係員に15ポンド払ってくださいと言われ、言われるがままに払いました。オールドコース周辺のSt Andrews Linksと呼ばれる一帯にはゴルフ場がたくさんありますが、オールドコース以外は駐車場やイベントスペースになっていました。バンカーのある駐車場って笑

で、せっかく15ポンドも払ったし全英オープンのぞいてみるかと10分ほど歩いてオールドコースに到着。当然のことながら入場口があり、チケット売り場がありました。ここで妻のお母さんが、せっかく来たんだから入ろう!と言ってくれてチケットを買ってくれました。大人ひとり40ポンド…。

この日は練習ラウンドということで、出場選手たちが練習していました。ゴルフ場にゴルフを見に来るのも初めてだったのですが、とりあえず日本人選手を探しました。選手がスイングするときは静かにしていないといけない、ぐらいのマナーは知っていましたが、2歳児には通用するはずもなく、ところ構わずおしゃべりしようとするので、最終的には私はコースから離れてSpectators Villageというところで娘と遊んでいました。

娘はおもちゃのゴルフセットをとても気に入っていて、お土産屋さんの前の芝生エリアとかでボールを打って楽しそうでした。そんなことをしている子供はうちの子ぐらいだったのですが、係員や警察官、他のお客さんも声をかけてくれたり、微笑ましそうに見てくれて楽しかったです。

そうこうしているうちに娘がお腹が空いたというので、娘用の食べ物を持っているはずの妻を探したところ、なんと松山英樹を含む日本人組を発見して、そのティーショットを間近で見れるかも、と連絡がありました。娘を連れて駆けつけたところ、まさにちょうどティーショットの瞬間でした。枝豆をもらってご機嫌だった娘がショットの瞬間に何事かしゃべったので焦りましたが…。ほぼ思いつきで見にきて日本人選手を見れるなんて運が良かったです。

このあとSt Andrewsの南にあるアンストラザーAnstrutherという街で、フィッシュアンドチップスのお店で昼食の予定だったのと、枝豆以外の娘の食事を車に置きっぱなしにしていたのもあり、ここで全英オープンは切り上げることにしました。実質滞在時間1時間半くらい。このあとも全英オープンの結果が気になってちょくちょくチェックしていたのですが、日曜日に最終ラウンドの予定が月曜日にずれこんだり、松山選手がそれなりにいい成績を残したり、なかなか印象的な大会だったと思います。

St Andrewsからアンストラザーまでは車で20分くらい。私たちは3回目でしたが、できたてなのでフィッシュアンドチップスとしては美味しいと思います。量は半端ないですが。。エビは特においしかったです。人気店で混雑していてなかなか座れないのもあり、ちょっと予定より遅くなって3時半ぐらいに店を出ました。このあとは一路インヴァネスに向かいました。

続きはインヴァネス編
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by genta_ito | 2015-07-17 08:01 | 旅行・出張

イギリス旅行〜ロンドン編

妻のお母さんとお姉さんが遊びにきてくれたので、7/11〜17まで休暇をとってロンドンとインヴァネスに行ってきました!最近仕事がかなり詰まっていて直前まで行けるか分からなかったのですが、なんとかなりました。

7/11(土)

11時すぎの飛行機だったので、朝8時に家を出発し、9時頃にはエディンバラ空港に到着。今回は長期用の駐車場に車を停めることにしていたのですが、空港周辺には、空港が運営するもの以外にも民間の長期用駐車場がたくさんあるので、結構迷いました。結局、空港に一番近かったのでよかったのですが…。

駐車場から空港まではシャトルバスで5分ぐらい。今回は旅程の都合でヒースロー空港を使いたかったので、最安がVirgin Atlanticでした。LCCじゃなくてちょっとラッキー。チェックインは事前にしてあったので、荷物を預けてセキュリティチェックへ。エディンバラ空港のセキュリティでは、いつも娘の飲み物がNGなので、今回はマグに水だけ入れていきましたが、やはりそれも捨てられました笑 通過した先に給水できるところを発見したので今後も安心です。

娘をプレイエリアで遊ばせてから、ゲートへ。昼食は機内で食べました。飛んでいたのは実質1時間ぐらいなので、やはりロンドンは近かったです。12時半ごろにヒースロー空港のターミナル2に到着し、さくっと荷物を回収して地下鉄の駅へ。ヒースローは馬鹿でかい空港ですが、標示が親切なので言われるほど移動が不便ではないと思います。個人的には新宿駅のほうがよっぽどかと。

地下鉄の駅のチケットカウンターでオイスターカードなるものを買うべく行列に並んだところ、前に並んでいたのが日本人のご夫婦でした。方向が一緒だったのと歳も同じくらいで話しやすかったのもあり、結局ホテルの最寄り駅まで一緒に行きました。オイスターカードは東京でいうスイカのようなもので、券売機でチャージしておくと、改札口でタッチするだけで地下鉄に乗れます。デポジットの5ポンドと余ったチャージ料金は最後に払い戻しできるので、旅行者には便利です。

ヒースロー空港からActon Townという駅までピカデリー線に乗り、そこからホテルの最寄りのMonument駅まではディストリクト線に乗りました。車両は新しくてきれいで広いのもあれば、古くて狭いのもある感じでした。

ホテルはMonument駅から歩いて5分ぐらいのPremier Inn Bank (Tower)。Premier Innはダンディーにもあるぐらいの大規模チェーンホテルですが、クオリティは中ぐらいでした。フロントのスタッフは良かったですが、エレベーターの扉が時々開かなかったり、設備面ではややマイナス。部屋は広くてきれいでした。

チェックインのときに先に日本から到着していた母姉と合流しました。小休止ののち、最初の観光スポットであるロンドン塔へ。テムズ川のほとりに建つロンドン塔は、ホテルからは歩いて10分ぐらいでした。ロンドン塔は単独で世界遺産に指定されているほど歴史的に意義深い建造物で、11世紀頃に建てられたそうです。当初はロンドンを守る要塞として作られましたが、時代がたつにつれて宮殿や、監獄、処刑場などさまざまな用途に使われたそうです。

そんなわけで、イングランド史に通じていないと、何が何やら、という感じではありましたが、囚人が彫ったと思われる壁の落書きなどを見ると、それなりに歴史を感じられました。真ん中にあるホワイトタワーというのが一番有名なんですが、その前に外壁部分をぐるっと見てたら時間がなくなったのでパス笑 そのかわりに、エリザベス2世を含む歴代の王、女王の王冠などの展示を見ました。金ぴかですごかったです。

ロンドン塔を5時半ぐらいに出て、夕飯を予約していたレストランに歩いていきました。レストランはテムズ川の向こう岸にあったので、タワーブリッジを歩いて渡りました。100年前に作られたとは思えないほどしっかりしていて驚きました。今でも背の高い船が通るときは跳ね橋が上がりますが、すぐ上流にあるロンドン橋は結局通れないので、まあ跳ね橋の機能はあくまで観光客用かな、と思いました。おそらく過去にはロンドン橋とタワーブリッジの間に港か何かがあったんだと思いますが。

夕食のレストランはButlers Wharf Chop Houseというところ。テムズ川とタワーブリッジを眺めながら食事ができる絶好のロケーションでした。Wharfという単語からも、この一帯がかつては港だったのかな、と想像できます。食事はまあなかなか良かったと思います。ロンドンのレストランもロンドンオリンピックあたりから良くなってきていると聞いたので、昔はもっとひどかったのかもしれませんが…。

このあと、テムズ川の上流にある観覧車ロンドン・アイに乗るべくタクシーで向かいました。夜8時からのチケットをあらかじめ買ってありましたが、土曜日の夜にしては思ったより並んでなかったです。観覧車は一周30分で、対岸にある国会議事堂やビッグベンなどが見えます。娘はタクシーのなかでほとんど眠りかけていましたが、観覧車を見てばっちり目覚めました笑

観覧車からホテルまでタクシーで帰って、この日はおしまい。

7/12(日)

この日はコッツウォルズツアーに参加しました。コッツウォルズ地方はロンドンから西へ車で2~3時間、バーミンガムの南にあり、全体がArea of Outstanding Natural Beautyという保護区域に指定されているぐらい、美しい自然が残っている地域です。かつては羊毛産業が盛んで栄えたようですが、その後の産業革命や化学繊維の発明などにより、衰退してしまいました。その後、19世紀の詩人ウイリアム・モリスにより再発見され、ライムストーンと呼ばれる石灰岩で作られた建物など、美しい街並みが有名な観光地になったそうです。

コッツウォルズはロンドンからだいぶ離れているので、行くなら電車でオックスフォードのあたりまで行ってレンタカーを借りるか、ツアーに参加するか、の2択だったのですが、費用や手間を考えて、ツアーに参加することにしました。前回のフランス旅行でのモンサンミシェルツアーと同じく、VELTRAというサイトで申し込みました。今回は日本人ガイド付きの日本人向けのツアーでした。

朝8時にヴィクトリア駅1番ホーム改札口集合ということで、ホテルで朝食を食べていては間に合わないので、朝6時半ぐらいにホテルを出て、モニュメント駅の近くにあるマックで朝マック。そのあと、モニュメント駅から地下鉄でヴィクトリア駅まで行きました。参加者は全員日本人で30人ぐらい、ひとりで来ている人もわりといました。バスは普通の観光バスで、一応トイレ付きでしたが、緊急時以外は使用不可ということで施錠されていました。

ロンドンの街の中を走っているときは、ガイドさんが建物の説明などをしてくれたので、わりと面白かったです。街を抜けるとひたすら高速道路なので、しばし爆睡。途中、オックスフォード大学で有名なオックスフォードの近くを通過。ケンブリッジとか学園都市も見てみたいですが、まあ将来的に出張とかで来る可能性もゼロではないしな…。

そんなこんなで休憩なしで2時間ほど走り続け、最初の目的地バーフォードBurfordに到着。一直線の目抜き通りだけが見どころ、という感じの街でした。ガイドさんがやたら推していたHuffkinsというカフェ兼お土産屋さんをのぞいたりしているうちに出発時間に。

次の目的地は、ウィリアム・モリスが「英国で最も美しい村」と称賛したバイブリーBibury。いかにも観光地、という感じではなく、色とりどりの花が咲く村のなかを小川が流れていて、川にはカモや白鳥がいて、確かに美しかったです。村を歩いてぐるっと一周してバスに戻りました。娘のペースで歩いても30分ぐらいで歩けました。

次は、「コッツウォルズのヴェニス」と形容されるボートン・オン・ザ・ウォーターBourton-on-the-water。大きな街で、レストランもいくつかあるので、ここで自由に昼食をとることになっていました。私たちは街はずれにあるパブで食事をしました。1時間半の自由時間でしたが、移動と食事でほぼ終わってしまい、観光をする時間はありませんでした…。街の真ん中に小さな川が流れていてきれいな街だったので、もう少し見たかったかな。

最後はブロードウェイBroadway。ここもカフェやお土産屋さんが並ぶ大きな街でした。街のはずれに降ろされ、街の反対側までお店をのぞきながら歩いておしまい、という感じ。ここで娘がアイスクリームに初挑戦。ストロベリー味を少し食べて「おいしい」と言っていました。

ブロードウェイからの帰り道は、結構渋滞していたのもあり、3時間半ぐらいかかりました。ピカデリーサーカスに到着したのが夜7時ぐらい。といってもまだまだ明るいので、近くのトラファルガー広場まで歩き、そこからロンドン名物の赤い2階建てバスに乗ってホテルまで帰りました。

この日の夕食はホテルのレストランで食べることにしていましたが、日曜の夜で天気が悪かったからか、とても混んでいて、1時間ぐらい待つことになりました…。この日は人手不足だったのか、ウェイターが慌ただしく駆け回って、あまり落ち着いて食事をする雰囲気ではありませんでしたが、まあ味はそれなりに良かったです。

7/13(月)

この日はロンドン市内観光。朝はのんびり9時半ぐらいに出発して、モニュメント駅からセントジェームズパーク駅まで地下鉄に乗り、そこから歩いてバッキンガム宮殿Buckingham Palaceへ。バッキンガム宮殿じたいも7月下旬から一般公開されるようですが、それには早すぎたので、今回は宮殿前で行われる衛兵の交替式を見にきました。交替式はお昼前後に行われるので、10時の段階ではまだ人はそんなにいませんでした。

衛兵交替式をかぶりつきで見られる場所を確保すべきか迷ったのですが、そうすると歩道が閉鎖されて1時間ぐらい脱出不能になるかも、という心配があったので、交替式は遠くから眺める感じで、歩いている兵隊さんが見られればいいか、ということになりました。そうすると時間が余ったので、近くにあるセントジェームズ宮殿まで歩いていきました。この宮殿とバッキンガム宮殿の衛兵と、控えの衛兵が交替するのが交替式らしいです。

馬に乗った衛兵の交替も別枠で行われていて、道路を馬に乗った警察官が一時的に交通規制してやっていました。これを毎日やるのは大変そうだ…。セントジェームズ宮殿の出入り口の前で待っていたところ、音楽隊の行進曲とともに衛兵が出てきました。ですが、有名な黒い帽子に赤い服の兵隊さんではなく、グレーの地味な人たちでした笑

このうしろを追いかけてバッキンガム宮殿周辺まで戻ったところ、一帯はすでにものすごい人で、宮殿正面にはとても入れそうにありませんでした。なので、行進している兵隊が通りそうなあたりに陣取って待つこと30分ほど。宮殿前の庭では交替式が行われている様子が見えました(帽子だけ笑)。交替式が終わって、ついに黒い帽子に赤い服の兵隊さんたちが目の前を行進していきました!

そんな感じで、兵隊さんだけ見たければ、12時すぎてから宮殿そばの歩道をぶらぶらしていればいいかな、と。わざわざ10時から待つことはなかったかもしれません笑 そのあとはお土産屋さんによって、すぐそばにあったイタリアンカフェで昼食。

次の目的地はウェストミンスター寺院Westminster Abbeyだったので、ヴィクトリア駅まで歩いて地下鉄に乗り、ウェストミンスター駅へ。ジュビリー線というのに乗りましたが、大江戸線なみに深くて、駅構内が近未来的で面白かったです。ウェストミンスター駅を出ると、まず目に入るのがビッグベン!これはなかなかド迫力で感動でした。そこから10分ぐらい歩くとウェストミンスター寺院に着きます。

チケットは事前に買ってありましたが、すでに入場待ちの行列ができていて30分ぐらい待ったかな?最終入場が3時半ということだったので、結構ぎりぎりでした。中に入ると薄暗い教会で、色々な偉人の墓標がありました。壁の中とか床の下に遺体があるのかな?奥に進むと、900年以上に渡って国王の戴冠式が行われている祭壇や、聖歌隊の座席や王様のお墓などがありました。棺が置かれているのですが、実際に遺体が入っていると思うとちょっと怖いです。

ネットの情報ではヘンデルのお墓などもあったようですが、そのエリアは入れないようになっていたような気がします。さすがにイギリスを代表する教会だけあって、これまで見た教会のなかで最も格調高く、見るべきものもたくさんあったと思います。ウェストミンスター寺院は国会議事堂とともに世界遺産に指定されています。日本の学校のチャイムのもとになった「ウェストミンスターの鐘」も何度も聴くことができました。

次の目的地は大英博物館British Museum。ウェストミンスター駅まで戻り、地下鉄に乗ってホルボーン駅へ。歩いて10分ほどで大英博物館に着きました。閉館まで1時間ぐらいしかなかったので、とりあえず有名なロゼッタストーンを見て、あとは古代エジプトエリアをぐるっと見て終わりました笑 まあまた機会があれば自然史博物館とともに行ってみたいところではあります。

大英博物館はさくっと切り上げ(というか閉館時刻に追い出され)、そこからタクシーに乗ってキングスクロス駅へ。ここにはハリーポッターの映画で、ハリーが最初に魔法学校に行くときに乗る汽車が発車するホーム9 3/4番線があります。実際にはありませんが、観光スポットとしてハリーがカートを押しながら壁に突っ込む場面を再現したモニュメントがあり、ここは記念撮影をする子供たちで行列ができていました。

ちなみに、ここでハリーが乗った汽車が走る場面は、スコットランドで実際に走っている蒸気機関車が使われています。もちろん観光客向けですが、グレンフィナン陸橋Glenfinnan Viaductというのを通るシーンが有名です。これもいずれ見に行きたいです。

朝から動き回ってだいぶくたびれたのでキングスクロス駅のカフェで休憩。そのあとサークル線に乗ってモニュメント駅まで帰りました。夕飯はいろいろ探し回ったあと結局ホテルのレストラン…。やっぱり夕食の場所はあらかじめ決めておかないとだめだなーと反省。前日の反省を生かして待ち時間からバーで飲み始めたので、そんなに待たされた感じもしなかったけど。

というわけで、ロンドン観光はおしまい。翌朝は9時にはヒースロー空港に着きたいのですが、ラッシュ時間帯の地下鉄に大きなスーツケースを転がして、2歳児を抱えて乗れる自信がなかったので、ホテルのフロントに頼んでタクシーを予約してもらいました。

ダンディー・セントアンドリュース編に続きます。
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by genta_ito | 2015-07-17 08:00 | 旅行・出張

フランス旅行

木曜日、金曜日を有給休暇にして、4/23〜26の3泊4日で家族でフランスに旅行に行きました。せっかくスコットランドにいるのだから、ヨーロッパ大陸にも遊びに行かないと、ということで。日本から3泊でヨーロッパ観光はかなりきついですが、こちらからだと時差も1時間だし、3泊でも全力で動き回れるのが良いです。

4/23(木)
朝一で仕事に行ってから、10時に車で自宅を出発。11時すぎにEdinburgh空港に到着。駐車場は予約しておいたので、停めっぱなしで42ポンドほど。

今回は一番都合の合う時間帯のフライトがEasyJetだったので、それを選びました。いわゆる格安航空会社を利用したのは初めてでしたが、席の指定や荷物を預けるのにも追加料金が必要でした。あとチェックインはオンラインでしかできず、空港のカウンターでは荷物を預けるだけでした。格安といっても大手だけあってシステムはきっちりしているし、サービスもちゃんとしていると思いました。

イースター休暇シーズン明けということもあり、Edinburgh空港はわりと空いていました。いつもセキュリティチェックで問題になる娘の飲み物ですが、今回はペットボトルはどうせだめだろうということで、預け荷物のほうに入れたので問題なし。マグにいれておいた水に関してはいつも通りチェックがあったもののOKでした。

出発まで多少時間があったので、ゲートエリアにあったキッズスペースで娘を遊ばせたりして時間をつぶしました。飛行機はほぼ定刻通りの13時半ごろに出発し、パリCDG空港まで1時間半ぐらいで到着。フランスとイギリスの間には1時間の時差があるので、時間が進んで16時ごろに到着しました。イギリスはEU加盟国ですが、国境の検問を廃止するシェンゲン協定には加盟していないので、CDG空港で入国審査を受けました。何も聞かれませんでしたが笑

CDG空港からはRERという電車を利用してパリ市内に向かいました。運賃は一律でひとり10ユーロ。切符を買うのですが、私たちが選んだ券売機だけがカードが使えない状態になっていたようで、20ユーロとか小銭ないよ、と思いつつ他の機械に移動。こちらはポンド建てのデビットカードが使えて、暗証番号入力まではスムーズでしたが、最後の確認メニューがなぜかフランス語で笑、3つの選択肢のうちのひとつを押してみたらどうやらキャンセルボタンだったようです。2度目の挑戦でようやく切符を入手しました。

電車に乗ってパリ市内に向かっていたのですが、どうやら人身事故の影響でGare du Nord(北駅)という駅で折り返し運転になっていたようでした。案内表示はすべてフランス語しかないのが不便でしたが、日本を訪れる外国人も同じことを感じるんだろうなと思いました…。折り返し運転に気づくはずのない私たちは、一駅戻ったところで降りました。同じように困惑している観光客らしき人たちが結構いたので、これはまあ仕方のないタイムロスかと。反対側の電車にまた乗って戻ればいいや、と思っていたところ、どうやら改札を出ないと反対側の電車には乗れないようで(実は通路があったのかもしれませんが…)、一度改札を出て切符を買い直し、もう一度電車に乗りなおしました。

私たちはRER B線というのに乗っていて、Chatelet-Les Halles(シャトレ/レ・アル)という駅でA線に乗り換えないといけなかったのですが、さっき一駅手前のGare du Nordで折り返してしまったので、今回はとりあえずGare du Nordで降りました。すると、その電車は折り返さずにChateletに向かっていきました…。いったいなんなんだ、と思いつつ、次の電車に乗る前に近くにいた人に聞いたところ、次の電車はChateletまで行くということだったので、次の電車に乗ってようやくChateletに到着しました。

そこからA線に乗り換えて、凱旋門の下にあるEtoile駅に到着。晴れていたのでちょっと写真撮ったりしてからホテルに向かいました。今回泊まったのは日本大使館のそばにあるEtoile Saint Honoreというホテル。外観はちょっとボロくてどうかな、と思いましたが、中はとてもきれいで部屋も広く、スタッフも親切でとても良いホテルでした。ホテルにとりあえず荷物を置いて、再び凱旋門に向かい、また写真を撮ったりしました。

パリ市内観光をする予定の土曜日が雨の予報だったので、晴れているうちに写真を撮ろうということで、タクシーでエッフェル塔に向かいました。基本的にタクシーの運転手さんは親切だったし英語が通じたので良かったと思います。エッフェル塔は思ったよりもごつくて東京タワーよりも骨太な印象でした。付近に、バラの花を手渡して受け取ると2ユーロ請求するというケチな商売をしている人や、エッフェル塔の小さな模型などを持ってしつこく声をかけてくる物売りがたくさんいたのが残念でした。私たちは彼らを「エッフェル塔野郎」と呼んでいました。

ひと通りエッフェル塔を堪能したところで結構いい時間になってしまったのでタクシーでホテルに戻りました。夕飯はホテルのすぐそばにあったSUSHI2007という見るからに中国人経営の寿司レストランで串焼き弁当的なものを買って、ホテルの部屋で食べました笑 小さなレストランでしたが、味はきちんとしていて、さすがパリという感じです。

翌朝の集合が早くてホテルの朝食を食べられないので、事前にサンドイッチなどを買っておこうと思っていたのですが、すっかり忘れていて、夜11時ごろにひとりでシャンゼリゼ通りをうろうろしてみましたが、コンビニ的なものは一切なく、手ぶらでホテルに帰りました笑 夜中にも関わらずシャンゼリゼはものすごい人で賑わっていて、新宿っぽいなと思いました。

4/24(金)
この日はMont Saint-Michelへ。世界遺産にも登録されているカトリックの修道院で、8世紀にその原型が作られたのがはじまりだそうです。フランス西部に位置し、パリからはバスで4時間ほどかかります。パリ周辺はまた来ることができても、モンサンミシェルにはなかなか行けないだろうということで、今回頑張っていくことにしました。

パリ発着のオプショナルツアーを探したところ、ParisCityVisionという会社が終日自由行動のツアーをやっていたのでそれに参加することにしました。集合はLouvre美術館のそばにある営業所に朝6:45。というわけで5時に起きてホテルを6時くらいに出発し、近くでタクシーを拾っていきました。娘は睡眠時間が全然足りてないはずでしたが、意外とすっきり目覚めてくれて助かりました。

朝食は営業所近くのパン屋さんで買いました。ほかにもツアー客目当てに朝早くから営業しているカフェがいくつかありました。受付を済ませてバスを待つこと30分、7時出発予定でしたが結局バスが発車したのは7時半ちょうど。遅刻する人がいることを見越して30分早目に設定しているんだろうなぁと思いました。バスは2階建て、トイレ付きのきれいなバスで快適でした。バスは30人ぐらい乗っていましたが、同じ会社の違うプランのツアー客も乗っていて、私たちのようなランチなしのプランは7人、日本人は私たちだけだったので日本語案内はありませんでした。

運よく乗車待ちの列の前から3番目に並ぶことができたので、2階の前から2列目に座って前方の景色を楽しみながらモンサンミシェルに向かいました。娘は爆睡…。フランスはイギリスと異なり自動車は右側通行だし、速度表示はキロだし、ラウンドアバウトの入り方も違う(入る側が優先?)ようで、興味深かったです。走っている車はさすがにルノー、シトロエン、プジョーが多かったですが、日本車もそこそこ走っていました。

2時間ほど走ったところでパーキングエリアでトイレ休憩。ほかのツアーより5分ばかり早く着くように時間調整しているらしく、降りるときに「女性はトイレに走ってください」とアナウンスしていました笑 休憩後はさらにひたすら2時間ほど走り、モンサンミシェルの手前の村に到着しました。ここでランチありプランの人たちと別れて、私たちはすぐにシャトルバスに乗ってモンサンミシェルに向かいました。

シャトルバスは無料で、新しく作られたばかりの橋を5分ぐらい走るだけです。修道院に入ってすぐのところにあるレストランでランチ。名物のオムレツを食べてみましたが、めっちゃ高い(49ユーロ!)わりにはまあ普通の味だったかな…。ここで娘のワガママが炸裂したので、レストランの外に連れ出して軽くお説教。親の都合で慣れない環境を連れ回して申し訳ないのでいつもより甘えさせてあげたいのですが、レストランという場所ではそうもいかず…。まだ娘を連れて入るには早かったかな、と反省。

食後はモンサンミシェルをぐるりとひとまわり。事前にツアーの申込書に「足腰の悪い人は無理です」と書いてあったのである程度覚悟はしていましたが、確かに階段だらけでなかなかハードでした。娘は階段大好きなので、半分ぐらいは自分で登ってくれて助かりました。全体的に興味深い修道院ではあるのですが、スコットランドである程度古い教会や城を見慣れてしまったせいもあって、すごく感動した!という感じではなかったかな。修道院の外観や修道院からの眺めのほうが素晴らしかったと思います。

再集合が4時20分だったので、お土産屋さんを巡ったりしてから、バス乗り場へ。遅刻すると容赦なく置いていかれるようですが、意外とみんな時間通りに集まっていました。帰りも2時間走り、休憩してまた2時間走り、営業所に戻ってきたのが午後10時くらい。タクシーでホテルに戻り、前日と同じSUSHI2007でまたTake awayの串焼きセットを買って帰りました。娘の食事に関しては、この串焼きセットを気に入ってくれたのが助かりました。

4/25(土)
朝食はホテルのレストランで食べました。これがかなり美味しくて感動。もはや味覚がおかしくなっているのか、パリのレベルが高いのかわかりませんが…。娘は慣れない環境では食事にうるさくなる傾向がありますが、この朝食ビュッフェには娘が大好きなゆで卵があったのでなんとかなりました笑

この日は午前中はパリ市内観光、午後はヴェルサイユ宮殿を見ました。多少雨が降る時間帯もありましたが、全体的には曇り時々晴れという感じで、それほど悪くなかったように思います。朝8時半ぐらいにホテルを出て、シャンゼリゼ通りを20分ほど歩いてコンコルド広場へ。途中でナポレオン1世の棺があるというInvalidesを遠くに眺めました。コンコルド広場を抜けて、ルーヴル美術館の周辺を見物。有名なガラスのピラミッドも見ました。娘にモナリザとかミロのヴィーナスとか見せたい気もしましたが、まあ親もそこまで美術に興味がないので、時間との兼ね合いも考えて今回は美術館の中には入りませんでした笑

ルーヴル美術館からさらに歩いてノートルダム寺院へ。ここも由緒正しい教会だそうで、ものすごい見物人の列ができていました。ここも中には入らず、隣のカフェでランチ。ノートルダムの鐘が15分おきぐらいに鳴り響いていて、なかなかいい感じでした。特に正午のは派手で良かった。

午後はヴェルサイユ宮殿へ。宮殿はパリ郊外にあるので、ノートルダム寺院のそばの駅からRER C線に乗って終点のVersaille-Chateau / Rive-Gauche駅まで行きました。RERは治安が悪いので有名だそうですが、あまりに眠かっのでウトウトしたりしているうちに、30分ほどで駅に到着。

駅からは歩いて10分ぐらいでヴェルサイユ宮殿に着きます。さすがかつてはフランスの中心だっただけあって、遠目にもめちゃくちゃ豪華な宮殿でした。改修中らしく、金ぴかに作りなおされた部分とフェンスで覆われた部分があって、ちょっとちぐはぐな印象はありました。正門前には大量の「エッフェル塔野郎」がいました…。

チケットは事前にオンラインで買ってあったので、入場口に直行。ヴェルサイユ宮殿の公式サイトによれば、午後3時以降が宮殿内が空いてくる時間帯らしいので、先に庭園とトリアノン宮殿を回って、最後にヴェルサイユ宮殿に戻る作戦でした。さらに、夏の期間中は大噴水ショーという謎のショーをやっているらしく、その時間帯に庭園を移動できれば一石二鳥。

入場口ではカバンのX線チェックがありましたが、わりと緩い雰囲気だったような気もします。まずは宮殿を通過して庭園へ。ものすごく広大で、とりあえず大運河までたどり着くのにも結構時間がかかりました。娘が歩きたがるとなおさらですが、これはまあ仕方ないので歩きたいだけ歩かせました。トリアノン宮殿から大運河のあたりは入場料を払わなくても入ってこれるようなので、近隣に住んでいる人には良い散歩コースかもしれません。

途中休憩をはさみつつ写真を撮りつつ、大トリアノン宮殿はひっそりしていたのでスルーして笑、小トリアノン宮殿へ。ここにはマリー・アントワネットの離宮とやらがあって、田舎暮らしにあこがれた王妃が田舎っぽい建物を造らせたという庭園もありました。このあたりで娘が寝てしまったので、だっこで移動。10キロを超えてさすがになかなかしんどかったですが、妻と交替でひたすらだっこ。

ヴェルサイユ宮殿を見る時間が少なくなってきたので、小トリアノン宮殿から歩いて戻りました。ミニトレインがありましたが、結構並んでいたのでパス。結果としてこの日は電車以外ずっと歩いたことになりました。宮殿への入口は庭園側にはないようで、庭園に出てしまった場合には一度外に出て、入場口から入りなおす必要がありました。またしても荷物検査。

宮殿内はまあ素晴らしいとしか言いようがないのですが、スコットランドにある宮殿や城がいかに地味であるかを痛感しました笑 まあヴェルサイユ宮殿は世界最高峰だと思うので、比べるのもアレなんですが。バッキンガム宮殿とかなら多少比べられるのかな?1時間ぐらいで宮殿内をぐるっと見て回りました。空いている時間帯なはずでしたが、結構観光客は多かったように思います。

6時すぎに宮殿をあとにして、駅に戻り、ふたたびRER C線に乗ってパリに戻りました。さすがに疲れていたので、エッフェル塔のそばの駅で降りて、タクシーで帰りました。さすがに1回くらいはまともな夕飯を食べたいので、ホテルの近くにあったカフェ的なレストランに行ってみました。あまりきちんとしたレストランだと子連れでは入れないので、入口でウェイターに子連れでも大丈夫か尋ねてみたところ、「もちろんOKだよ」とむしろ驚かれてしまいました。

土曜の夜だからか店の場所が悪いのか店内は比較的すいていました。もともと食事にこだわりないので味もよくわからないのですが、このレストランもダンディーの基準から言えば結構おいしかったと思います。娘もパスタを普通に食べていました。

4/26(日)
最終日。夕方の飛行機だったので、午前中はエッフェル塔に登ることにしました。

朝食は再びホテルで食べて、まずはチェックアウト。荷物をフロントで預かってもらい、タクシーを拾ってエッフェル塔へ。チケット売り場には結構長い列ができていましたが、意外とさくさく進んでいて、30分も待たなかったと思います。エレベーターで第2展望台へ。展望台をぐるっとひとまわりして写真など撮ってから、一番上の展望台へ。ここのエレベーターでまた30分ぐらい待ったと思います。

一番上の展望台はさすがに結構高いなあと思いましたが、スカイツリーと比べれば半分ぐらいかな?凱旋門やコンコルド広場が見えて面白かったです。なぜか娘がインド系の観光客にモテモテでした笑 第2展望台に戻り、階段で第1展望台に降りました。床がガラスでできているところがありました…。娘はどうやら高いところが大好きなようで、展望台でも柵にしがみついて外を見ていたり、床がガラスのところでジャンプしたりしていました。

時間もなくなってきたのでエレベーターで地上に降り、近くのきちんとしたお土産屋さんでちょっとした小物などを購入。メリーゴーランドのそばでランチがてらホットドッグを食べました。その周辺には、署名用紙を持って「Do you speak English?」と聞いてくる女性がうろうろしていたのですが、なんか怪しかったので英語がわからないふりをして無視しました。あとで調べたところでは、署名すると20ユーロ寄付しろとか言われて金を巻き上げられるらしいので、無視して正解でした。

ホテルにタクシーで戻り、荷物を受け取って出発。歩いて凱旋門の駅まで行こうと思いましたが、意外と時間がかかりそうなのとタクシーがたくさん走っていたので、タクシーで凱旋門まで行きました。凱旋門の下にあるRER A線の駅からChateletまで行って、そこからB線で空港まで、というのは来た時と同じ。今回は空港直通の電車が来てくれたので、とてもスムーズに空港まで行けました。

無事に出発2時間半前にCDG空港に到着し、ターミナル2DのEasyJetのカウンターで荷物を預けました。チェックインは事前にオンラインで済ませてあります。ここではなぜかパスポートを確認され、「日本人てイギリスに行くのにビザいるの?」とかどうでもいい質問をされました笑

出国審査では「Where are you going?」だけ聞かれました笑 審査官は入国時も出国時も最後に「ありがとう」って言ってくれたのが良いです。飛行機は定刻通りに出発し、Edinburgh空港に17時すぎに到着。停めっぱなしにしてあった車に乗って帰宅。

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というわけで、なかなかハードスケジュールでしたが、充実したフランス旅行でした!飛行機の乗り継ぎ以外でヨーロッパ大陸に降りたのは初めてだったので、なかなかいい経験になりました。
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by genta_ito | 2015-04-26 08:00 | 旅行・出張

アメリカ出張

10/12(金)
朝9時から学会発表の練習。ポスター組は前日に印刷してしまっているので、修正不能。意外と時間がかかってしまったので、上野で昼食を食べてそのまま空港へ直行。空港は空いていて、チェックインから出国まで何の問題もなし。飛行機は15:55発のUA6ヒューストン行き。

ヒューストン到着が現地時間の13:30ぐらい。久しぶりに結構ずっと揺れていました。ユナイテッドのB777は一応座席ごとに画面があるけど、解像度が低くてプログラムもしょぼかったですが、今回乗ったら画面が大きくてきれいになっていました。映画とかの選択肢も充実して、何よりon demandなのが嬉しい。コンチネンタル航空と合併した効果?B747はどうか知りませんが、去りゆく機体をわざわざ改修しない気がします。ヒューストン経由というのも初めてで、これはコンチネンタルがヒューストンを拠点としていたためらしく、これまではサンフランシスコかシカゴ経由しかなかったです。

ヒューストンでの入国審査は全く行列もなく、一瞬で終わりました。みんなどこ乗り継ぎだったんだろうか。Neuroscience meetingに行くといったら、「Are you a mad scientist?」とか言われましたw 世の中の認識はそういう感じということでしょうか。乗り継ぎのセキュリティチェックでは全身スキャナーが登場。全身が透けて見える!とか物議をかもしたアレを初体験しました。金属探知機ならポケットにハンカチとか入ってても大丈夫ですが、全身スキャナーでは全部出して手に持つように言われました。目の前の画面に検知結果が出て、全然透けてるとかそういうレベルじゃなくてがっかり。何かあやしいものがあると黄色く表示されるらしいのですが、ポケットとかで布地の厚いところは誤検知するようです。あとセキュリティの係員のひとりがアニメオタクだそうで、ニホンダイスキとか言ってました。

乗り継ぎ便は16:55発、行き先はニューオーリンズ。18:00には到着。Louis Armstrong International Airportというわりには、こじんまりとしてました。荷物を受け取って、タクシー待ちの行列に15分ほど並びました。タクシーの運転手とか空港の係員とかはだいたいアフリカ系でした。そんな運転手さんと世間話とかするんですが、日本から来たと言ったら「津波は大変だったな」と言われました。ニューオーリンズは2005年のハリケーン・カトリーナの影響で市街のほぼ全域が水没して、今年ようやく学会が開けるレベルまで復興したようです。そんなニューオーリンズだから、東北の津波の被害が実感できたのかもしれません。

ホテルまではタクシーで15分ほど。高層ビルや大きなドームもあって、大都市でした。ホテルについてチェックインして、顔でも洗おうかとスーツケースを開けようとしたところで問題発生。なぜかスーツケースがロックされていました。TSAロックといって、アメリカの空港係員がマスターキーを持っていて、カギをかけたまま預けられる(それ以外のロックではカギをかけておくと破壊される)という優れものを採用したスーツケース(今ではほとんどのスーツケースがそうだと思いますが)。でも成田の係員はマスターキーを持っていないらしく、結局ロックしたまま預けられないので、いつもカギは開けたまま預けてます。そしてカギは持ち歩いていません。おそらく、アメリカの空港で中身を検査したついでに良かれと思ってカギをしめてくれたんだと思います。というわけで、私には開ける手段がありませんでした笑

フロントに持っていって、「どうにかして開けられない?」って聞いたら、「いま技術部門を呼ぶから」とか言って、電話して呼んだのがベルボーイ笑 そんで、そのベルボーイがいろいろロックを眺めてみて、「兄さん、こりゃ壊すしかないよ」というので、「じゃあそうしてくれ!」と。で、もう一人あらわれた工具とか持ってる本物の技術部門の人とともに、ドライバーを突っ込んでガシガシやること5分ぐらい。ロックが両方外れました。弱すぎw フロントの脇でやっていたので、その間やってくる人がみんな「おいおいどうしたんだ」とか聞いてくれました。ロックは片方壊れましたが、もう片方は一応閉められる状態だったので、開きっぱなしにはならなくてよかったです。ベルボーイにチップ払って握手して一同解散。中には「内部を検査したぜ!センキュー」的な紙が入っていたので、やはり空港の人がロックしてくれたようです。こういう場合、空港に持っていけば開けてもらえるんでしょうが、往復で66ドルかかるし…。

無事顔を洗えたところで、先に到着していた研究室の人たちと合流すべく、バーボンストリートへ。ここは東京でいう歌舞伎町みたいなもので、金曜の夜というのもあってものすごい人でした。ニューオーリンズはアリゲーター(わに)とキャットフィッシュ(なまず)が名物なようで、一応食べましたが、わにはチキン、なまずは白身魚、でした。時差ボケもきついので、そこそこ飲み食いして、ホテルに戻りました。

先にチェックインしていた相部屋の同僚となぜか違う部屋になっていたので、それを同じ部屋にしてもらうために再びフロントへ。チェックイン時に確認したときには「彼はまだ来てないよ」とか言っていたので、なんかおかしいなぁと思ったのですが、同僚の先生は、チェックインして部屋に行ったところ別の人がいたらしいです笑 で、部屋を変えてもらったりして客のリストがぐちゃぐちゃになっていた模様。この辺のクオリティは期待できないですね。「おかしいところはいろいろあるかもしれないけど、考えるの面倒なんでコミュニケーションでなんとかしようぜ」という感じです。

10/13~10/17
学会初日は午後から始まるので、午前中はゆっくりしました。学会場の目の前のホテルだったので、移動は便利でした。ニューオーリンズは昼間は30℃を超えて、日差しも強くて、真夏という感じでした。朝晩は結構冷え込むのですが。で、学会場はものすごく巨大にもかかわらず、全館冷房が最強。長袖来てないと寒くていられないぐらいの部屋もありました。学会は5時で終わるので、そのあとは毎晩いろいろな人と飲みました。ニューオーリンズは居酒屋っぽいレストランとかブルワリーが結構あって、学会中だからなかなか入れないってこともなかった気がします。料理は基本的に揚げ物が多くて、味もクソもない感じでしたが。

バーボンストリートの最深部まで入っていって、アメリカでもっとも古くからあると言われる居酒屋Laffitte's Blacksmith shopにも行きました。建物は200年以上前からあるらしいです。ハリケーンという何とも言えない名前のカクテルをひたすら飲みました。午前3時ぐらいまで飲んで、学生のひとりがつぶれたので解散しました。バーボンストリートは午前3時でも大賑わいで、若干怖い感じもしましたが、話しかけてきた謎のフランス人ぽい人と一緒に出口までいったので大丈夫でした。こういうときはアジア人集団は目立つので、酔っぱらった白人と一緒だと安心です笑 そのあとホテルまで15分ぐらい歩いて帰りましたが、まあ警察官もいっぱいいるし、安全でした。アメリカ式ステーキレストランにも行きました。量は多いのですが、揚げ物にうんざりしていた我々は、「揚げていないとこんなに食えるものなのか!」と今更驚きましたw 最終日は寿司バーで、案の定中国人がやっているのですが、味はまあまあ良かった気がします。

10/18(木)
帰りは午前6時半の便だったので、4時にホテルを出てタクシーで空港へ。パキスタン人という運転手は、「日本人が多すぎる!」と言っていました。怒っていたのか、感想を述べていたのかは不明です笑 空港は学会帰りの人で長蛇の列でしたが、オンラインチェックイン済み我々は荷物を預けてセキュリティチェックへ。壊れたスーツケースは、ベルトを買って無理やりしばりつけておきました。帰りもヒューストン経由で、UA7便。学生たちはニューオーリンズからヒューストンの便が1本あとだったのですが、結構到着が遅れたようで、乗継便の搭乗が始まってから到着していました。同じターミナルに着かなかったら間に合わなかったでしょうね…。

帰りの飛行機もいたって順調で、到着が1時間遅れたぐらいでした。何のアナウンスもないあたりがユナイテッドですが。到着が遅れたので、機内に14時間ぐらいいたことになります。ヒューストンって結構遠いんですね。DC直行便のときもここまでかからなかった気がしますが、季節的なものもあるんでしょうか。一回帰宅して、ミーティングのため研究室へ。多少ハードだけど、教授はもっとハードなのを平気でやってるし、土曜日にやるよりマシかと思っていつも頑張ってます。

あんまり観光もしなかったですが、ニューオーリンズはアメリカのほかの都市とは違うエネルギーを感じる街でした。学会場ではいつも昼休みにはトリオが演奏していて、午前3時の街中でもホームレスっぽい人がテナーサックスをばりばり吹いてお金もらってたり、音楽があふれてました。
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by genta_ito | 2012-10-19 00:00 | 旅行・出張