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柳沢大臣

なにかと話題のひとですが、厚生労働大臣ということで、気になる存在ではあるのですが、「結婚し、子どもは2人以上持ちたいという健全な状況にある」って言ったことについて、批判されたそうです。

その批判の内容というのが、たとえば
心理学者の小倉千加子さんも「結婚したい、子供が2人以上ほしい、というのを健全とすること自体、古い道徳観からくる発言で、年齢的な限界を感じる」と言う。「こういう発言が止まらない人が厚生労働大臣をしているから、ピントのずれた政策が続き、少子化が止まらないのだと思う。(夫の発言をメディアでしかった)奥さんはずっとまともな方のようだから、これからは外で何か発言する前に、奥さんにチェックしてもらった方がいい」と話した。(アサヒ・コム)


んー、何か批判のレベルが低すぎる…。

少子化をとめたければ、夫婦1組につき2人以上子供を作らないといけない、なんて大昔からの常識だよな…。失言大臣だから政策のピントがずれて少子化がとまらない、っていうのは、風が吹けば桶屋がもうかる的なこじつけを感じるし。奥さんにチェックしてもらったら、なんていう嫌味は学者として恥ずかしいと思わないかね?

大臣の発言が、子供を作りたくても色々な事情で作れない夫婦を傷つけることが問題なら、そう言って批判すればいいのに。そういう意味では、確かに失言かもと思うけど、その手の批判なら、いくらでもできそうだよな。

大臣の失言が批判されるのは、政策が伴わないからだと思うので、みんなが「おー、よく考えてるじゃない」と思うような政策を作ったうえで、やったらいいんじゃないかな。

しかしね、記者会見の記録とか見てると、大臣も「記者」ももう少し討論の練習をした方がいいのでは、と思ってしまう。

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個人的には、すべての夫婦がかならず1人以下の子供を作った場合、何年後に国が崩壊するか、ということに興味があります。年金制度、経済成長などもすべて加味したシミュレーションて、どっかやってないですかね?

by genta_ito | 2007-02-06 19:21 | 日記

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