人気ブログランキング | 話題のタグを見る

エディンバラ旅行など

5/2〜8まで義両親が遊びにきてくれました!EdinburghとDundeeとSt Andrewsを観光してまわりました。

5/2(金)

スコットランドに来たらまずは世界遺産にも登録されているEdinburghを観光しないわけにいきません。私たちもEdinburghをちゃんと観光したことはなかったので、最初の2日間はEdinburgh観光を一緒にすることにしました。

Edinburghのシティセンターに近いホテルはとても高いのと、夕方の便で来ると到着した日は観光できないので、空港近くのHoliday Inn Edinburgh Airportに泊まることにしました。空港からは車で数分で、新装オープンしたばかりなのでとてもきれいでよかったです。周りに何もないのが難点ですが、部屋によっては滑走路が見えるので飛行機好きにはたまらないかもしれません笑 難点は観光名所がひしめくシティセンターに出るのに1時間ほどかかること。大人だけなら朝早く出ればいいだけですが、子どもを連れているとそうもいかず、観光できる時間が限られてしまいました。

初日はまずEdinburghにある日本国総領事館を訪問。空港そばのIngliston Park & Rideに車を停めて、バスでHaymarketの駅のあたりまで行き、そこから歩いていきました。イギリス北部で大使館のかわりになる施設なのでさぞかし立派だろうと思っていたら、外観は普通のフラットで、日の丸と監視カメラがなかったら気づかないと思います笑 扉を開けてくれた人はガードマンぽいですが、日本語がやや通じました。中はいきなりソファの置いてある狭い待合室で、郵便局みたいなガラスばりの窓口がありました。

今回の訪問目的はパスポートの更新。申込書を記入して写真と一緒に提出したら完了。1週間でできるので取りにきてくださいと言われました。平日にEdinburghまで行く暇があるのはいつになるやら…。料金は受け取り時に107ポンドを現金か小切手で支払います。

総領事館からPark & Rideに戻り、ホテルにチェックインしてから空港へ。義両親はちょうど空港から出てくるところで、タイミングばっちりでした。ホテルに戻って、ホテルのレストランで夕食。Holiday Innにはそこまで期待していなかったのですが、実際には今回一番良かったと思います。


5/3(土)

この日はEdinburgh CastleとScotish National Museumに行きました。10時くらいにホテルを出て、Park & Rideまで車で行き、バスでシティセンターに出ると11時くらい。Castleは小高い丘の上にあるので登って行くのがなかなか大変です。チケットはオンラインで買ってあったので、混雑するチケット売り場をスルーして入場できました。城の中はちょっとした街のような感じで、色々な建物があってそれぞれに展示や説明があるので、ひとつひとつ見て回ると結構時間がかかりましたが、それぞれ中々興味深かったと思います。

昼ごはんは城の中にあるカフェですませました。カフェのそばにone o'clock gunという大砲があって、午後1時になると本当に大砲を打っていました。これはかつては港で働く人たちに時間を知らせるためだったそうですが、今も観光客のために打っているそうです。Edinburghで働いている人たちはこれで昼休みの時間がわかりそうです。

城をひととおり見て回るのに3〜4時間かかってしまったので、博物館は1時間くらいしか見れませんでした。まあ全部見て回ろうと思ったら丸1日あってもいいぐらいの広さでしたが…。個人的に見たかった世界初のクローン哺乳動物である羊のドリーの剥製は見られたので満足です。ペニシリンを発見してノーベル賞をとったフレミングのノーベル賞メダルがあると聞いていましたが、発見できませんでした。パンフレットに1時間コースとして絶対見るべき展示が載っていたので、それを順番に見ましたが、どこかの酋長の頭像とかわりとどうでもいいのもあったような笑 閉館10分前から猛烈な追い出しが始まり、あえなく撤退。

夕飯はJimmy Chungという中華チェーン店に予約をとっていたので、それまで街中を歩いたりしました。Jimmy ChungはDundeeにもあるのですが、ビュッフェ形式の中華ファミレスみたいな感じで、子連れでも入りやすくて良いです。Edinburghの店には寿司コーナーもありました!

帰りもバスに乗ってPark & Rideまで行き、車でホテルへ。


5/4(日)

Edinburgh観光2日目はHolyrood PalaceとScottish Wiskey ExperienceとSt Giles Cathedralへ。

1日目と同じくホテルで朝ごはんを食べてからバスでシティセンターへ。バスを降りてからHolyrood Palaceまで歩いたのですが、これが予想以上に遠くて時間がかかってしまいました。宮殿はいまも女王をはじめ王室ファミリーが滞在するのに使われたりするようです。家具や建物は相当古く、ここで生活するのはなかなか大変そうですが、家は古いほど良いというイギリス人なので大丈夫なのかも。ここは日本語の音声案内があったので説明もちゃんと聞けてよかったですが、途中から娘が握りしめて離さなかったので諦めましたが…。

というわけで時間もなかったので宮殿の前にあるカフェでお昼ごはんを食べて、タクシーでScottish Wiskey Experienceへ。お城の真正面でした。ここはスコッチウイスキーの作り方や味の違いについて学べる資料館みたいなところです。説明は全部英語ですが、わからなくてもそれなりに楽しめます。テイスティングもさせてもらえるし、併設のおみやげ屋さんには膨大な数のスコッチウイスキーがありました。私は運転で妻は授乳中なのでテイスティングを辞退したところ、IRN-BRU(アイアンブルー)というジュースをかわりに注いでくれました笑 見た目は確かにウイスキーっぽいですが、味はチェリオっぽいというか、いかにも身体に悪い感じのやつです。

そのあとRoyal Mileを少し下ったところにあるSt Giles Cathedralへ。ここはステンドグラスが有名な古い大聖堂です。外観からして立派でしたが、なかも相当広かったです。お城もそうでしたが、第一次世界大戦で亡くなった兵士たちの祈念プレートがたくさんありました。

この日はDundeeに移動するのに電車のチケットを予約してあったので、それに間に合うようにHaymarket駅までタクシーで移動。私はそこからバスに乗り、ホテルのフロントに預けておいた荷物を回収して車でDundeeに向かいました。電車のほうが早く着いたので先にタクシーで我が家に向かってもらいました。Dundeeの西の端にあるDouble Tree Hiltonまで義両親を送り、そこで夕飯を食べました。


5/5(月)

せっかくDundeeにいるので仕事にいきました。培養している細胞は3~4日おきに継代という作業をしないと使えなくなってしまいます。長期休暇の前には細胞を全て捨てて、休暇から戻ったら冷凍してある細胞を新たに培養し直す必要があり、これには一週間ほどかかります。なので、短期間の休暇でいちいち細胞を捨てていたら仕事にならないので、休暇の途中でも出勤して継代するほうが効率が良いのです。

この日は妻が義両親を連れてDundee市内を案内したそうです。見どころといってもあまりないのですが、市街を一望できる小高い丘(Dundee Law)や、かつて南極点を目指して航海を続け、結局たどり着けなかった帆船Discoveryの記念館や、Dundeeの歴史を学べるMcmanus博物館など、見ようと思えば見どころはあるようです。

この日は夕飯は家で料理をして食べました。やっぱり家は落ち着きますね。


5/6(火)

Dundeeにはあまり何もないのですが、周辺にはいろいろ見どころがあります。というわけで、私たちも来た当初に行ったScone PalaceとGlamis Castleに行きました。朝はまず義両親がホテルを移動するので、DoubleTreeからBest Western Invercarseに移動してチェックイン、荷物を部屋に収納。

Scone PalaceはDundeeから西に車で30分ほどいったところにあります。広大な土地に宮殿が建っていて、まわりにはクジャクがいて、森の中を自由に散歩できます。以前に行ったときはGlamis Castleのあとだったこともあり、そんなに感動しなかった気がしますが、改めて行くとなかなかいいところだなぁと思いました。宮殿の地下にあるカフェでお昼ごはんを食べてからGlamis Castleへ。

SconeからGlamisは田舎道を30分ほどで着きました。Glamis Castleもまた広大な敷地に美しいお城が建っていて、外から眺めるだけでもそれなりに楽しめます。内部はガイド付きのツアーがあって、各部屋を見せてくれます。ツアーのあとお城の周りを散策。小川が流れる林のなかをのんびり散歩するのってなかなか贅沢です。

GlamisからDundeeも30分ぐらいです。ホテルに戻ってホテルのレストランで夕飯。ここのレストランはいまいちだったなぁ…。


5/7(水)

この日はSt Andrewsに行きました。St Andrewsもテイ川を渡って30分ほどで着きます。

まずは英国屈指のフィッシュ&チップスレストランがあるということで、St Andrewsを通り過ぎて、AnstrutherというForth湾に面した港町にあるAnstruther Fish Barへ。お店の前に公共の有料駐車場があったので、それなりに観光客が来るところなんでしょうか?お店はちょっとしたファーストフードみたいな感じで、フィッシュ&チップス部門とアイスクリーム部門に分かれていました。味ですが、タラのフライも確かに揚げたてでおいしかったですが、それよりもエビのフライが絶品でした。

食後はSt Andrewsに戻り、まずはゴルフ場を見に行きました。St Andrewsはゴルフの聖地と言われているそうで、ゴルフのルールなどを決めるR&Aの本部があります。16世紀に造られた最古のゴルフコースであるOld Courseも健在で、その気になれば朝3時くらいから並べばアマチュアでもプレイできるそうです。

ゴルフコースの脇を散歩することもできましたが、あまりに広大なのでほんの少しだけ行って戻ってきました。そのあとOld Courseの脇にあるパターゴルフ場(The Himalayas)でパターゴルフをしました。1ラウンドひとり1ポンドでパターも貸してくれます。コースは9ホールのコースと18ホールのコースがありました。9ホールのほうはまだマシですが、18ホールのほうはヒマラヤの名が示す通りものすごいデコボコで、なかなか難易度が高そうでした…。

初心者向けの9ホールコースでも本当の初心者にはなかなか難しかったですが、幸い天気もそこそこで青空も見えたりして、かなり楽しめたと思います。海沿いということで風が強くて寒かったですが。ここ数日で急に歩くようになった娘も芝生のうえを一生懸命歩いて楽しそうでした。

ゴルフのあとはSt Andrews Castleへ。閉門時間が迫っていたので、少し離れたところにあるCathedralには行けませんでしたが、ここはいずれにしても廃墟なのと、大聖堂の廃墟はEdinburghのHolyroodで見ることができたので、ゴルフを優先してよかったと思います。夏が近づいてきてせっかく日が長いのに観光地の閉門が早いので、夕飯までの時間を持て余すのが難点ですね。贅沢な悩みですが…。

この日の夕飯は、Dundee Contemporary Artsという近代美術館の地下にあるレストランを予約しました。わりと人気のあるレストランのようで、2年前に面接にきたときもここに連れてきてもらいました。この日はお義母さんの誕生日だったので、シャンパンでお祝いしました。


5/9(木)

早いもので最終日。帰りの飛行機は午後6時くらいだったので、それまで娘の服を買ってもらったりして過ごしました。去年の8月に右も左もわからない状況でお義母さんとうろうろしたのを思い出しました。お昼は大学のそばにあるイタリアンレストランSiciliaへ。

なんだかんだ結構いい時間になったので、家に戻って荷物を積んでEdinburghへ。道が混んでいたら困るなぁと思っていましたが、日中だったからかスムーズに空港まで辿りつけました。別れを惜しんで空港のコスタでお茶をしました。すっかりじいじばあばになついた娘はお別れがわかるのか、少し寂しそうでした。また夏に会えるからね!

---

というわけで、とても充実した一週間でした。Edinburghもちゃんと観光できたし、Dundee周辺の観光地も改めて行くと新たな感動があったりして、どこも楽しかったです。Edinburghでは移動時間が多くて観光時間が限られてしまったのが反省点です。

じいじばあばに褒められるのが嬉しかったのか、娘はすっかり歩くのが上手になって、今ではハイハイはほとんどしません。夏に帰るときは飛行機のなかを散歩しないとダメかな?笑

by genta_ito | 2014-05-08 00:00 | ダンディー生活

<< 眼科に行く 英国ビザ >>