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残高証明

英国ビザのTier 2 (General)の申請時に必要な書類として、maintenanceというのがあります。これは、イギリスに入国してから最初に給料をもらうまでの期間を過ごすのに必要なお金を持っているか、というのを証明する書類です。必要な金額は、主申請者が900ポンド、家族がひとり600ポンドずつです。私の例では2100ポンド、最新のレートで30万円強。

証明にはいくつか方法があって、

(1) 雇用主が、労働許可証に相当するCertificate of Sponsorship(CoS)に「雇用者側が責任を持って住居と生活費の面倒見ますよ」という記述をする。家族に対してはその旨を記したレターが必要。

(2) 申請日より前31日以内までの連続する90日間、銀行口座の残高が必要金額を上回っていることを証明できる書類を提出する。

というのが代表的な選択肢のようです。

私のCoSを見ると、「Tick to confirm the sponsor certifies maintenance for the migrant」という項目が「Yes」になっていました。しかし、maintenanceというのが生活費のみを指すのか、住居も含むのかどうかが曖昧で、しかも留学先のHPには寮やゲストハウスがないと明記されていたので(1)を満たすと受け取ってもらえるかは微妙なところ。しかも、家族のmaintenanceが保証されていることを証明するには大学のレターが必要だし、住居に関してはやはり保証されない可能性が高いので、どうも無理そう。

というわけで、(2)の線で行くべく、銀行に行って「取引推移一覧表」というのを発行してもらいました。昔なら通帳のコピーと翻訳でよかったのですが、いまどき通帳すらないし。90日間って数えるの面倒だったので、90日以上あればいいんだろうってことで長めに期間を指定しておきました。文書によって3か月だったり90日だったりするのは本当にやめてほしい。取引推移一覧表は翌日に発行されたので、スキャンを翻訳会社に送りました。戸籍謄本に銀行残高ってどんだけハイクオリティな個人情報だよって話ですが、こればっかりはどうしようもないです。

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これで一応申請書類はそろったので、ウェブ申請をやってみているのですが、家族の申請の途中で、「Is the main applicant employed?」という質問に遭遇。これは、主申請者である私が雇用されているか?という質問だと思うのだけれど、それがin Japanなのかin UKなのかわからず、しかも次の質問はUKでの仕事についてだったりするので、in UKの話ならNOなのか?でも現在is employedであることは間違いないからYESか?と迷いました。

というわけで、お約束のビザサービスにメールで尋ねたところ、「質問の解釈については審査に影響する可能性があるためお答えできません」というつれない返事が返ってきました笑 でも、何か補足したいことがあれば、プリントアウトした申請用紙に手書きで記入してもよいし、別紙に補足事項を書いてもよいです、という何とも自由な感じだったので、「今はジャパンの大学に雇用されてるからYESってしたけど、8月にUKに入国したらそっちの大学に雇用される予定です!詳細は契約書の写しを見てね」という趣旨の補足を書こうと思います。英語で(涙)

てか、このオンライン申請の質問、いろいろ曖昧すぎて回答に困る。いちいち解答欄小さいから「Please refer to the attached sheet」使いまくりだし。申請が通ったらまとめようかと思います。

by genta_ito | 2013-05-07 00:00 | 留学準備

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